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夫が妻を尾行し… 不倫にハマる「34歳妻に訪れた修羅場と天罰」【後編】

  • 2022.11.22
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彩花さん(仮名・34歳)は、ダイエットのためにランニングをすることに。ランニングチームに加入して早朝ランニングを始めますが、そこで出会った7歳下の健一郎さん(仮名)と不倫関係に陥ります。”走る”という名目で、早朝に彼の家に通い始めるようになりますが、ある日突然、終止符が打たれます。どういう事態に発展したのか、話を聞きました。

ランニングチームは除名処分となって…

「ランニングチームでは月に一度、定例会が設けられていて、みんなで一緒に走った後は、居酒屋での懇親会をするという流れがありました。あるときの定例会で、チームのリーダーから私と健一郎くんの関係が噂になっていると指摘されました。もしかしたら、私たちが一緒にいる姿を見たチームメイトがいたのかもしれません。
そんな噂が立つのはいいことではなく、チームにとってもマイナスだと言われてしまいました。遠回しな言い方でしたが、チームから除名処分となってしまったのです」

除名後も続く不倫関係

「チームからは除名されましたが、私たちの関係は変わりません。週に1~2回は早朝の密会を続けていました。そして夏になり、早朝でもかなり蒸し暑い時期になりました。彼の家から10分走って自宅に帰るだけで、汗だくです。
そんな私を見て、夫が感心するように“よく続くよなぁ!”と言ったことがありました。そして、“俺も走ろうかな。ランニングチームに入会しようかな”と。正直面倒くさいなと思いながら、その時は軽く受け流したんです」

チームのホームページを見られて…

「あるとき、夫が“これってお前の所属しているチームだろ?”とパソコンの画面を見ながら話しかけてきたんです。夫が見ていたのは、ランニングチームのホームページでした。“おかしいな、名前が見当たらないんだけど”と不思議そうに言います。ホームページにはメンバーの名前が載っているのですが、私は除名されてしまったので、当然名前はありません。
まずいと思って、私は咄嗟に“偽名を使っているの”と嘘をつきました。“会社の人とかにバレると恥ずかしいから”と、我ながらうまい嘘をついてごまかせたとその時は思っていたのですが……」

夫の尾行で不倫が発覚

「その日も、いつものように早朝に健一郎くんの家に行きました。到着して5分ほど経ったころ、玄関のチャイムが鳴ったんです。こんな朝早くに誰が…と嫌な予感がしました。健一郎くんがドアを開けると、夫が立っていました。なんと、夫は自転車に乗って、私のあとをつけてきていたんです。きっと、前から怪しいと疑っていたのでしょう。
とりあえず部屋に入ってもらいましたが、そこからは修羅場でした。“どういうつもりなんだ!”と健一郎くんに問い詰める夫と、泣いて謝る彼。私はその隣で放心状態です。その場がどうやって収まり、どうやって帰ったのかあんまり憶えていなくて、気が付いたら自宅のソファーの上に座っていました。
その後、夫とは別居。関係修復を図ったのですが、ダメでしたね。結局、別居から1年後に離婚となりました」

“早朝不倫に溺れた妻の告白”をご紹介しました。

爽やかな朝に繰り広げられる修羅場。旦那さんとしては、妻がランニングに励んでいると思っていただけに、不倫を知った時のショックや怒りは相当なものだったはず。彩花さんも、夫に気づかれにくい早朝不倫を続けるうちに、だんだん気が緩んでいったのでしょう。
しかし、夫と離婚するつもりがないのに、不倫をするのはあまりにも自分勝手な行為です。相手を深く傷つけるだけでなく、自分も大きな代償を払わなければなりません。後になって後悔した時には、もう手遅れなのです。

©Oleg Breslavtsev/K-Angle/gettyimages

文・塚田牧夫

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