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グルマン温故知新:神田〈神田タンだけ〉タンの魅力にガシッと胃袋をつかまれます

  • 2022.11.21
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神田〈神田タンだけ 〉のタン塩焼き

神田タンだけ(神田)

タンの魅力にガシッと胃袋をつかまれます

「焼肉で圧倒的な人気を誇るのはタン」と言うのは、店長兼料理長の石澤昌人さん。

「ならば、タンだけに特化したらどうなのよ」という吉祥寺〈肉山〉店主のすすめで誕生したのがタン山ならぬ〈タンだけ〉。料理はタン尽くしの「舌だけコース」のみ。タン好きなら一品ごとの仕掛けにニヤニヤするに違いないし、「さほどタンは……」という人は新たなおいしさに触れ、ファンになることだろう。

神田〈神田タンだけ 〉のタン塩焼き
「タン塩焼き」上が厚切りタン。右が上タン、左が日本酒に漬けた「日本酒タン」。黒毛和牛の牛脂でじっくり炒めたネギとタマネギのネギダレ(小さなフライパン入り)と九条ネギを、焼いたあとにのせる。ニラキムチ、カットレモン、ニンニク醬油で味変を楽しんでも。写真は2人前。料理はすべて5,500円のコースから。
神田〈神田タンだけ 〉のタンカツドッグ
「タンカツドッグ」タンカツは軟らかく煮込んだタンをカリッと揚げて、レモンの皮を練り込んだレモン風味&レモンの形の特注パンで、レモン味のタルタルを挟んで。タンを煮たときの煮汁をスープにして、ドッグに添える。写真は2人前。
神田〈神田タンだけ 〉のタンカレー
「タンカレー」和牛の脂でタマネギを炒め、タンも炒めてからスープを加えてじっくり煮込む。リンゴや蜂蜜も入ったスパイシーなカレー。隠し味はシナモン。量は大中小から選ぶ。厳選した埼玉・深谷の〈田中農場〉の卵入りスープ添え。

食材は店長自ら厳選。タンは選りすぐりのUSビーフの皮付きタン、米は新潟産コシヒカリ、九条ネギは京都の契約農家のもの、パンは特注、冬場の生レモンサワーには皮ごと食べられる広島・三角島(みかどじま)のオーガニックレモン……と、細かなこだわり多々。隅々までチカラ入ってます。

タンは厚切りタンが抜群のおいしさ。いいタン食べているという気がする。飲みホもあるので、日本酒、焼酎など、気軽にぐいぐい飲んでください。

神田〈神田タンだけ 〉店長兼料理長の石澤昌人さん
店長の石澤さん。カウンター席の人は焼き方指南してもらえるかも。
神田〈神田タンだけ 〉の店内
ペロリと舌を出した赤い口のマークが目立つ店内。

Information

神田タンだけ(かんだたんだけ)

住所:東京都千代田区内神田3-5-5 大同ビル|地図
TEL:03-6271-7452
営:17時~最終入店20時30分(土16時〜最終入店20時)
休:日曜・祝日

2022年5月20日オープン。飲み放題もあって、120分一本勝負で2,200円。日本酒(常時4〜6種)、生ビール、タンに合う本格焼酎(常時3種)、ハイボール、レモンサワーなどなど。前菜のキムチやナムルはお代わり可。店はビルの1階だが、ちょっと奥まっているので迷わないように。日本酒1合550円均一、生ビール550円など。1コースのみ5,500円。カウンター6席、テーブル席4名3卓、6名1卓。

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