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ゴミ集めやティッシュの交換が面倒… “名もなき家事”を「簡単に終わらせるコツ」4選

  • 2022.11.18
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仕事や育児に追われて疲れていると「できれば最小限の家事だけにしたい」「細かくて面倒な家事はやりたくない」と感じることも多いですよね。料理や洗濯などわかりやすい家事以外にも、ストレスのかかるちょっとした家事は少なくありません。そんな面倒な”名もなき家事”において、整理収納アドバイザーである筆者が改善してきた4つのポイントをご紹介します。

1.部屋中のゴミ集めが大変

リビング、寝室、子ども部屋など、各所のゴミ集めは、地味に毎回手間がかかって大変ですよね。

筆者宅では、メインのゴミ箱がキッチンに一つだけ。リビング、寝室、洗面所にはゴミ箱を置いていません。メインのゴミ箱は、プラスチックごみと燃やせるゴミ、ビン、缶類の4つに分けており、10リットルの小さめのゴミ袋に溜まったら、こまめに捨てるようにしています。

子ども部屋には小さいゴミ箱をそれぞれ置き、子ども自身がゴミをまとめてメインのゴミ箱に捨てに来るようにして、ビニールの交換まで任せています。

ゴミ箱の数を減らすことは、不要なものを長期間溜めずに早めに手放す習慣にも繋がります。地味な家事時間は、こうした暮らしの仕組みで少しずつ改善できるはずですよ。

2.ペーパー類の補充が面倒

トイレットペーパーやティッシュなどのペーパー類の補充を、なぜか毎回自分ばかりやっている…そう感じることはありませんか? 使うタイミングで中身が空っぽだと、自分も家族もイライラしてしまいますよね。

筆者宅では、トイレットペーパーは1.5倍巻き、ティッシュは200枚入りを選び、できるだけ内容量が多いものを使用して交換頻度を下げています。また消耗品を購入したときは、交換しやすくするためのひと工夫しておくこともおすすめ。購入時のビニール包装などを先に外しておくなど、交換の小さな手間を減らしています。

消耗品の補充は、アクション数がひとつでも多くなると、家族もやりたがらない傾向が。交換が少しでも楽になる小さな工夫しておくことで、次に使う人への思いやりをもって交換できる余裕が生まれると感じています。

3.ヌメヌメするシンク回りの掃除が嫌い

シンクの排水口やスポンジ置き場など、キッチンの水回りは手間がかかる掃除のひとつ。ヌメヌメした汚れやカビなど、触るのも苦手だと感じる方も多いかもしれません。しかし、水回りの掃除をサボってしまうと、嫌なにおいがしたり雑菌が繁殖したり、ますます掃除が面倒になってしまいます。

筆者宅では、カビの温床になりがちなスポンジラックは撤去し、スポンジはシンクの隅に斜めに立てかけておくだけ。シンクや排水口掃除は、新しい排水口ネットへ取り替える前に、そのネットに台所用洗剤を少しつけてスポンジ代わりにサッと洗ってしまいます。蛇口周りの水滴は、洗濯前のマイクロファイバーの食器布巾で拭き取って水垢やヌメリを予防!

週末にはキッチン泡ハイターでしっかり除菌します。平日は2分ほどでできるカンタン掃除だけで、無理に頑張らないのがポイント。平日と週末にできることを分けて、メリハリのある家事時間の使い方を意識してみましょう。

4.洗面所がすぐ汚れてストレス

寒い時期は、感染症対策のためにも今までより入念に手洗い・うがいする方も多いと思います。しかし、そのたびに洗面所周りは水が飛び散り、鏡に水垢ができて白く曇った印象になってしまいがちです。

洗面所周りを清潔に保つポイントは、周りにものを置かず、石鹸の泡や水滴をすぐに拭き取れる環境にしておくこと。筆者は朝洗顔に使用したタオルにアルコールスプレーを吹きかけて、まず鏡を拭き、次に洗面台や洗面ボウルを拭き上げてしまいます。特別なスポンジや洗剤は使いません。

キッチンの水回りの掃除と同じで、洗濯前のタオル交換のついでに掃除する仕組みを日々ルーティン化してみてください。そうすることで掃除道具を揃えたり、掃除の時間を取ったりする面倒さをなくし、少しの労力で掃除を終わらせられますよ。

おわりに

上に挙げた「しかたなくやるけど、本当は面倒くさくて苦手なこと」は、ついつい後回しにしたくなることも多いかもしれません。筆者自身も、すぐにやれば10分でできたことが、後回しにすると1.5~2倍の時間と労力がかかってしまう体験を何度もしてきました。

家事とは何度も微調整を行い、そのときの自分の暮らしに合った方法へ常に変更していくものです。まずは本やネット上で学んだ時短家事を参考にしてみて、自分に合うこと、合わないことを知るのも大切でしょう。

わざわざやるのがストレスな家事は取り組み方を見直して、「ついでならできる!」「ほんの数分頑張ろう」と思えるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

のぞみ

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