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「レスポンシブル・ツーリズム」を意識したハワイ旅|〈Krossing inc.〉CEO・KIKI

  • 2022.11.17
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ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。今回は、〈Krossing〉CEOとして活躍するKIKIさんがハワイ旅行へ。ハワイならではのSDGsの取り組みに参加してきました。

「ハワイ」と聞くと何を連想しますか?ワイキキビーチ、ショッピング、ラグジュアリーなホテルでカクテルを飲みながらまったり…それもとっても素敵!

でも、今回の私のハワイ旅はそれとは違う体験でした。

「レスポンシブル・ツーリズム」という言葉を聞いたことがありますか?

©Tomomi Isa

美しい楽園ハワイは、永遠ではありません。
山から海まで、ハワイに生きる美しい自然や文化に「マラマ=思いやりの心」を持って接すること。レスポンシブル・ツーリズムは、そんな思いやりの心を旅の中で実践していく、新しい観光のカタチです。
ハワイが何十年後も、何百年後も、素晴らしい楽園であるよう旅行者のわたしたちだからできることがあります。
(一部https://www.allhawaii.jp/malamahawaii/より引用)

ハワイではSDGsが設定されるずっと前から、自然環境やハワイの歴史や文化を守る取り組みが行われています。
今回のハワイ旅ではレスポンシブル・ツーリズムを体験し、それを通じてハワイが、そして地球全体が今後も豊かな自然にあふれる場所であるよう、微力ながら貢献と学習をしてきました。

ハワイの大自然を感じる

四輪バギーで壮大な大自然を駆け抜ける!
ツアーガイドさんがユーモアたっぷりの写真を撮影してくれます。
目の前に広がる山と緑と海!

まずはハワイの大自然を体感すべく、映画『ジュラシック・パーク』のロケ地にもなったクアロア・ランチへ。壮大なスケールの大自然を四輪バギーで走り抜けます。砂埃がものすごいのでフェイスカバーをしていても口の中に砂が入ったり、顔や服が茶色くなりますがそれも含めて唯一無二のここでしかできないエキサイティングな経験!
ハワイと言ったら海でしょ!と思っていましたが、山も最高でした。

もちろん海にも入ります。ワイキキビーチもいいけど、ワイキキから車を走らせて静かなビーチが広がるエリアへ。人があまりいない分、海の生き物たちがたくさん挨拶しに遊びに来てくれました。ハワイには絶滅危惧種といわれる動植物が503種類も生息しているといわれています。その保護のため、ハワイでは海洋生物の推奨距離が定められています。例えば、ウミガメとの推奨距離は最低3m。イルカとの推奨距離は最低45mなど。
私たちと動物、同じ地球に生きる生物同士でお互いの生活を尊重して、みんなが生きやすい環境を作っていくための取り組みです。

農業体験も!

クアロア・ランチでは農業体験も行いました。古代ハワイアンの主食であるタロイモの畑を泥んこになりながらお手伝い。大人になってから泥だらけになる経験はなかなかないので、全身で感じる泥の感覚がとっても楽しい体験でした!
こちらでは農業体験用の特別メニューがあるわけではなく、実際に進行している農業をお手伝いするので、訪れる時期によって体験できる内容が違います。同じ場所に何度訪れても内容が違う、しかもリアルな体験ができるので何度行ってもいいですね。

別の場所ではハワイ在来種の木を植える植樹体験も行ってきました。ハワイが、そしてこの地球全体がこの先もずっときれいな水と緑あふれる豊かな土地でありますように、と願いを込めて1本の木を植えてきました。

「ポノトラベラー」

宿泊したホテルのウェルカムギフト。

旅行先の住民が大切に守っている自然環境や文化、習慣に敬意を払い、正しい行動を取ることができる旅行者のことをポノトラベラーと呼びます。「ポノ」はハワイ語で善良、道徳的な正しさ、幸福、同義をわきまえたという意味です。
今回の旅では私もポノトラベラーになるべく、日本からマイボトルを持参してペットボトルの水を買わずホテルなどに設置されている給水所で水を汲んで飲んでいました。ハワイのホテルには基本的に浄水を入れることができる給水所があり、そこで自分で水を入れるスタイル。ホテルによっては、各客室にペットボトルの水を置く代わりにホテルオリジナルのエコタンブラーがウェルカムギフトとして置いてあります。

今回ご紹介したのはほんの一部ですが、旅をきっかけにハワイならではのSDGsを体験することができました。ハワイだけでなく、国内旅行や別の海外旅行でもその土地ならではのSDGsを体験することで、ガイドブックに載っているコンテンツだけではない別の深い魅力に気付かされると思います。次に旅に出るときには、そんな観点で旅先のプランを考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか。

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