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レティーシャ・ライト、チャドウィック・ボーズマンや自身のルーツについて語る

  • 2022.11.15
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『ブラックパンサー』(2018)
BLACK PANTHER - Chadwick Boseman, Letitia Wright, 2018.『ブラックパンサー』(2018)

マーベル・スタジオの最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に出演するレティーシャ・ライトが、故チャドウィック・ボーズマンや自身のルーツについてUK版『グラマー』のインタビューで語った。『ブラックパンサー』(2018)は史上初のアフリカ系スーパーヒーロー映画で、アフリカの文化を色濃く反映した作品だ。

2020年8月に亡くなったチャドウィックについて、レティーシャはこう振り返る。「彼はたくさんのアドバイスをくれた。本当にいろんな方法で。彼は沈黙の大切さを教えてくれたし、よく考えてから口を開くことも教えてくれた。彼はそこにいるだけで美しく、言葉で注目を集める必要なんてなかった。部屋に入ってくると、言葉を発するより先に状況を観察して、人の話に耳を傾けた。本当に多くのことを教えてくれたから、実行できるように今頑張っているところ」

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 全国公開中
BLACK PANTHER: WAKANDA FOREVER『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 全国公開中

また、7歳の頃にイギリスに移住したレティーシャは、「私はガイアナの出身。DNAテストもしたし、アフリカ出身であることをまだ模索しているところ」とコメント。続けて「だけど、まわりの人たちやカルチャー料理、そして発展した農業のことはすごく誇らしく思う。世界で有数の熱帯雨林があるし、ガイアナは私の大好きな故郷」と語った。

そしてアフリカ系の女性として、ハリウッドで高い水準が求められることについて、「求められる基準が高いことはわかるし、期待されることで不安になったり、自分が十分できていないと思う気持ちはわかる」と明かす。「でも裏返すと、自分の内側を磨くものを見つけることだと思う。私はその方法を見つけた。もし私が自信があるように見えるなら、それは内面の美しさで、他人から言われるより前に自分で築き上げたこと。これが周囲の期待と闘う私のやり方だと思う」と自負をのぞかせた。

Text: Tae Terai

Photo_ Amy Sussman/WireImage
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