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時間によって“食べる目的”は異なる!やせ体質に導く「体のリズムに沿った食事法」って?

  • 2015.11.4
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みなさんは普段どのように食事をとっていますか? 「朝はしっかりと食べて、夜は少なめに」「1日3食ではなくて4食以上に分けて食べる」とか、逆に「1日1食だけしか食べない」など…人それぞれだと思います。私も個人的には「朝と昼はしっかりと食べて、夜は少なめにする」が良いと思って、ずっと実行していました。

しかし先日体験したファスティングプログラム時に教えてもらった「栄養指導」の内容によると、その食事方法は全く理にかなっていなかったことが判明。今はそのときに教えてもらった食事方法を実践するようにしています。

食事法で重要なのは「人間が本来持つ体のリズムに沿った食事をすること」。

そうすることで太りにくい身体づくりを叶えることができます。今回はそのポイントを簡単に紹介します。

まず1日(24時間)を8時間ごとに次の3つに分けます。

①4時~12時の「解毒(排泄)」の時間…排便など体の解毒をするのに適した時間帯

②12時~20時の「消化」の時間…体の中で上手く消化分解ができる時間帯

③20時~4時の「吸収」の時間…昼と夜に食べた食事の栄養素を吸収し、体を作っていく時間帯

①の「解毒(排泄)」の時間に朝食をたくさん食べてしまうと、食べたものを消化するためにエネルギーを使ってしまって、解毒(排泄)がエネルギー不足で行われなくなってしまいます。

そして朝食に適している食事は「果物や野菜類のみ」。さらに果物や野菜類は“酵素”を摂取するためにも「生で食べる」ことが重要です! これは、生でないと摂取出来ない酵素を取り入れて、解毒をさらに促進させるためです。

また、果物に含まれる“果糖”は血糖値を緩やかに上げる効果があり、血糖値をグッと上げてしまうパンや麺類などと比べて低血糖状態になりにくく、急激にお腹が空くこともなくなります。

②の「消化」の時間に1日の食事(カロリー摂取)のピークを持ってきます。もちろん栄養バランスの良い食事を心がけるべきですが、カロリーの高い食品はこの時間に摂取するのがベターです。

そして③の「吸収」の時間。簡単に言えば“何でも吸収しやすい時間”になります。よく「夜遅くに食べると太る」と言われるのはこのためです。ですから、遅い時間に食事をするときは、食べる物の内容注意を払うことが重要です。基本的には野菜、炭水化物(ご飯)、たんぱく質(大豆食品)、きのこ類、海藻類をバランスよく摂りましょう。

つい忙しい方だと仕事などで食事の時間が遅くなってしまいがちで「夜は吸収しちゃうから食べない方が良いのかな…」と考えてしまうと思いますが、体に必要な栄養素を取り入れるためと考えて、我慢せずにバランスの良い食事をした方が体内のバランスは良くなります。

ただし体に必要な栄養素というのはいろいろとありますから、常にそれを計算して食べるなんて難しいですよね?! 次回は簡単に覚える事ができる「食材を選ぶ」方法について紹介します。

text:yoko

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