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海と夕日とテイクアウトをいただく、湘南のんびり散歩 by THE SHONAN MAG

  • 2015.11.4
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<THE SHONAN MAGより提供> イートインだけでなく、テイクアウトもできるお店がたくさんある湘南エリア。それは、海や空や潮風を感じながら自然の中で食べるひとときがとてもシアワセなことを、地元の人達は知っているから。 今回は、「鵠沼海岸駅」からてくてく海まで歩くお散歩の途中で、おやつ、ごはん、のみもの、ひとつずつアイテムを手に入れて、ほくほく気分で海へ向かいます。テイクアウトしたものと一緒に、最後は海や夕日…自然の力もいただいて、お腹も心も満たされるお散歩にしましょう。

100種類以上のマフィンからお散歩のお供を見つける

まずは鵠沼海岸駅を出て1分ほどのところにある「Muffin Lab.(マフィンラボ)」で、やさしい甘さで美味しいマフィンをテイクアウト。

ガラスケースにたくさんのマフィンがならんでいる様子は、まるでたからもの箱のよう。お店こだわりのてづくりマフィンは、全部で100種類を越え、毎日おすすめのマフィンが日替わりで登場します。 どれも美味しそうで迷ってしまいますし、カワイイ姿に見ているだけで愛おしくなります。今回は、お店で人気のベリー&ベリーチーズケーキ マフィンに決定!甘酸っぱいラズベリーとブルーベリーにまろやかなクリームチーズがマッチします。

甘いおやつを手に入れたら、今度はおむすびを調達します。地元民にも愛されるおむすびのお店「KUGENUMA RICE(クゲヌマライス)」です。

SPAMむすびで海のある街独特ののんびり風土を感じる

甘いおやつを手に入れたら、今度はおむすびを調達します。地元民にも愛されるおむすびのお店「KUGENUMA RICE」さんです。

ハワイや沖縄では、なじみの深いスパムむすびです。海のそばにある街独特ののんびりとした風土で生まれ、そして親しまれたこの食べ物。ここ鵠沼海岸でもとてもしっくりくるさまは、遠く離れたハワイや沖縄と共通して流れるあのリラックスした空気を感じます。

ごはんとおやつの準備ができました。ここから少し歩くと、コカ・コーラをはじめ昔懐かしい瓶のジュースがならぶ大きな自動販売機に思わず足を止めます。

瓶のコーラでレトロな気分。王冠の栓はどこで抜く?

「ゴトン」と出てきた瓶のコーラを、今どきめずらしい取っ手付きの扉をあけて取り出したら、王冠の栓は自動販売機に取り付けられた栓抜きで開けましょう。 こんなふうに口をつけるまでのひとつひとつは、どこかレトロで楽しい気持ちにさせてくれます。

瓶の飲み口のやわらかさと炭酸のシュワシュワの心地よさを感じながら、だんだん沈んでゆく太陽を背に受けて歩みを進めると、鵠沼海岸に出ました。

砂浜、海、夕日。自分の特等席をみつける

一面の砂浜、遠くまで広がる海、太陽の高さによって刻々と変わる目の前の風景の色。湘南ではこんな景色がどこまでもつづくので、座ったその場所がその日その時の自分の特等席になります。

BGMも何もいりません。盛大に押し寄せてしゅわしゅわ引いていく波は、先ほど喉を潤してくれたコーラのしゅわしゅわとは別に、心を潤してくれます。

なぜか手放せなかったことを、ふと手放せるようになること。どうしても許せなかったことを、許せるようになること。自分を素直に肯定すること、新しい自分を発見すること。負の感情は引いて、たくさんの活力が押し寄せる。波にはそんな力があるのだなと、ぼんやり思います。

沈んでゆく夕日と海、こんなに美しい空。

からだいっぱいで吸収して、心から、ごちそうさまでした。

今回の湘南お散歩のお供はスニーカー。

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