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これはダメ!片付けが苦手な人がやりがちなNG収納【プロが教える】

  • 2022.11.12
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こんばんは、整理収納アドバイザーの木田結です。お片付け現場で目にした、片付けに悩む方がやってしまいがちな収納を5つご紹介します。

片付けが苦手な人がやりがちなNG収納

(1)数種類のモノをまとめる

文房具やお薬、書類などいろいろな種類のモノが混ざって収納してはいませんか。これだと大事なモノが埋もれてしまい、探すのにとても手間と時間がかかります。できるだけカテゴリーごとに分けて収納するだけで、モノを探す時間はぐっと減ります。お皿なども用途や形によって分けてあげて、できるだけ同じもの以外は積み重ねないようにすることで必要な時にパッととれる収納に。高さを活用したいときはコの字ラックを使うのもおすすめです。

出典: 美人百花.com

(2)収納ボックスを積み重ねる

出典: 美人百花.com

手間が増えれば増えるほど片付けはどうしても面倒になるもの。取り出すときには頑張れたとしても、戻す時には面倒なためそのまま出しっぱなしになることも。特に使用頻度の高いモノの収納に、蓋つきのボックスは向きません。蓋がついているだけで開封の手間が増えるので、重ねたとしても2つほどにとどめておくほうがベターです。

(3)隙間に詰め込む

隙間収納など、上手に活用できれば立派な収納スペースとして活かせることもありますが、注意も必要。どうしてもスペースとしては狭いのであまりたくさんのモノを収納したり、何でもかんでも詰め込んでいると取りにくくなってしまいます。最低限のモノでないと把握が難しくなってしまい、結局何があるのか分からなくなれば意味がないので、やりすぎは禁物。どうしてもその場所に置いておきたいものがある場合以外は、いっそ隙間収納は諦めてしまうのもありです。

(4)引き出しに重ねて収納

出典: 美人百花.com

引き出しの収納は上から見た時に何が入っているかパッと分かることが基本です。どんどん積み重ねていってしまうと下のモノは埋もれていき、引き出しの奥から丸まった紙が出てくる、なんてこともあるかもしれません。引き出しの高さに合わせてできるだけ仕切りを活用して種類ごとに立てて収納するのがおすすめ。その仕切りの中で同じ種類のモノであれば多少重なっていても把握できるので大丈夫です。

(5)細かく仕切る

出典: 美人百花.com

モノの量を一定に調整できる方はいいのですが、そこまでしっかり管理できない場合には細かく仕切る収納がリバウンドの原因になることも。せっかく定位置を細かく決めてきれいに収納したとしても、新しくモノが入った時には場所がないために一瞬で収納内が乱れるか、入らずに外に置きっぱなしになる可能性が大きいです。片付けが苦手な方や大ざっぱな性格の方ほどある程度ゆとりのあるざっくり収納にするのがおすすめ。収納の中が美しいことよりも、床置きのモノがなかったりくつろぐスペースが快適であることを最優先に、少しハードルを下げて収納してみてください。

以上が片付けが苦手な方がやりがちなNG収納でした。ドキッとした方はちょっと改善していただくだけで、今よりもきっとラクに片付けられるようになるはずです。

書いたのは

整理収納アドバイザー 木田結さん

効率化専門の整理収納アドバイザー。転勤族の一児の母。効率重視でくらしを“ラク”に整えられる方法やコツをインスタグラムやブログで発信中。オンラインの整理収納や家計簿レッスン、記事執筆を行う。

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