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<無印良品や100均も>整理のプロの浮かせる収納実例7選

  • 2022.11.12
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使いやすい収納は使う場所の近くに定位置を決めること。でも、収納スペースがない、家具が置けない…そんな時はデットスペースがないか探してみましょう。壁面や家具と壁の隙間、家具の下など意外と収納に使えるスペースがありますよ。収納例と合わせてご紹介したいと思います。

1.洗濯機の側面にマグネットフック

洗濯する時に使うものを洗濯機周りに収納することで、洗濯時の負担もラクになります。洗剤は洗濯機の近くに収納できても、洗濯ピンチハンガーなど大きいモノを収納する場所がないという時は、洗濯機と壁などの隙間に注目してみましょう。洗濯機は一般的にマグネットが取り付けられるので、マグネットフックを活用して洗濯ピンチやハンガー、折り畳み式の洗濯カゴを引っ掛けて収納できます。

写真のマグネットフックは無印良品の「フック・マグネットタイプ大」我が家では洗濯ピンチを引っ掛けていますが、比較的大きいものでも安定して引っ掛け収納できておすすめです。

2.洗面台キャビネットの扉裏に何度も貼ってはがせるフック

洗面台のミラーキャビネットには歯磨きやスキンケア用品など洗面周りで使うものを収納していると思いますが、扉の裏も収納スペースとして活用できます。例えば、棚に置いておくと倒れやすいチューブタイプの歯磨き粉や洗顔フォームなどは、扉にフックを貼り付けて引っ掛け収納すれば倒れる心配もなくなり、掃除もしやすくおすすめです。100円ショップなどで買える繰り返し貼ってはがせるフックなら、シールタイプより気楽に取り入れられます。写真はダイソーの「何度でも貼ってはがせるフィルムフック」。

3.キッチン収納家具の隙間にキャスター付きストッカー

キッチンや洗面など家具や家電の間に隙間がありませんか。もし15cm以上の隙間があれば収納スペースとして活用できます。写真は食器棚と冷蔵庫の間の20cmほどの隙間に、幅18cmの無印良品「ポリプロピレンストッカー4段キャスター付き」がピッタリ。さらにもう一段引出しを追加して収納量もアップさせています。
浅い引き出しにはふきんなどのリネンを収納、深い引き出しにはペットボトルのストックやペーパータオルなど、入れるものに合わせて引出しのタイプも選べるのでおすすめです。また、意外と埃もたまりやすい隙間の収納には、キャスター付きのものを選ぶと掃除もしやすく便利です。

4.食器棚の棚に無印良品のコの字ラック

食器を棚に収納する時は食器を重ね過ぎないように収納すると、片手で出し入れしやすくなりおすすめです。でも食器を収納しきれない、もっと収納したいという時はコの字ラックを活用すると重ねて収納することなく出し入れできて、空間も有効活用しながら収納できます。写真は無印良品の「アクリル仕切り棚」。透明で目立たず丸洗いもしやすく、我が家でも長年愛用中です。

5.スティック掃除機はフックで壁面引っ掛け収納

スティック掃除機は掃除したい時にサッと取れる場所に設置することで、より掃除もしやすくなります。洗面スペースやリビングダイニングが置き場所として多いかと思いますが、付属の専用スタンドを置く場所がないなどの時は、壁面に引っ掛けて浮かせて収納するのもおすすめです。転倒の心配もなく、床面もすっきり掃除もしやすくなります。

写真の壁面用フックは、「Pinde(ピンデ)クリーナー壁付けホルダー」。壁にねじ穴をあけずに取り付けられるクリーナー専用のホルダーです。機種によっては付属で壁面フックが付いている場合もありますが、壁面に穴をあけたくない時などにおすすめです。シンプルでインテリアにもなじみやすいデザインです。

充電アダプターやコードも浮かせた収納で見た目もスッキリ、掃除もしやすくおすすめです。写真は100円ショップなどでも買えるワイヤーレターラックを利用して浮かせ収納しています。

6.ロボット掃除機は家具の下に

ルンバなどのロボット掃除機も家具の下に空間がある場合は設置場所としておすすめです。充電基地の大きさにもよりますが、家具の下部が15cmほど空いていれば設置も可能です。意外と目立つロボット掃除機も空間を有効活用しながらすっきり収納できます。

7.収納スペースの上部に突っ張り棚

押し入れなどの収納スペースは上下の空間をしっかり有効活用することで、ものを出し入れする時の使い勝手もよくなります。写真のように布団を収納する大きなスペースも、上部の空いた空間に突っ張り棚を設置して枕を収納する場所にすることで、布団を先に敷いてから枕を最後に出すこともできるようになり、より出し入れしやすくなります。

壁面にねじ穴を開けられない場所などに突っ張り棚は有効です。突っ張り棚の活用は、幅も高さも入れるものやスペースに合わせて調節できるのでおすすめです。

収納を考える際に大事なのは「その場所に何を入れるか」または「その場所で何を使うか」を明確にすること。入れるものやその場所で使うものに合わせて、どう収納していくかを考えることで、使いやすく片付けやすい収納になります。収納したい場所に充分な収納場所が確保できない時に、隙間やデッドスペースを収納スペースとして有効活用できるように。ご参考になればと思います。

writer / 伊藤美佳代 photo / 伊藤美佳代

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