かりんとう饅頭のルーツは【船引町】の和菓子店「あくつ屋」だった！

こんにちは！ぷくっぺです。先日、イベントで田村市の船引町に行ってきました。

船引（ふねひき）町は、ぷくっぺが住んでいる郡山市から東方面へ車でわずか30分で行ける立地にあります。

船引町といえば、【かりんとう饅頭】の元祖のお店があることをご存じですか？

黒糖を練り込んだ生地に餡（あん）を包んだ饅頭を油で揚げて、カリッとした食感が美味しい、かりんとう饅頭。

今でこそ、色々な菓子店でかりんとう饅頭を見かけるようになりましたが、今から約20年ほど前、船引町役場が、船引町特産の【エゴマ】を使ったお菓子を作れないか？と【菓子工房あくつ屋】に打診し、そこで考案されたのがかりんとう饅頭（船引町特産エゴマ入り）だったのです！

あくつ屋さんの創業は、なんと大正12年。まもなく創業100年の老舗菓子店です。

お店は船引町の商店街の一角にあり、駐車場は道路を挟んだ向かい側にあります。

元祖かりんとう饅頭の大きな看板が目印です♪

あくつ屋のかりんとう饅頭は、その日に揚げたカリカリのかりんとう饅頭しか販売してません。そのため、たちまち売り切れてしまうので、電話予約がオススメです。

かりんとう饅頭6個入り 570円（税込）

かりんとう饅頭10個入り 950円（税込）

かりんとう饅頭は、翌日になると、食感がしっとりとしてきます。

購入日当日に食べきれない場合は、トーストして食べるのがオススメ。

店員さんのお話によると、トーストしてすぐではなく、トーストしてから少し置いておくとカリカリ感が出てより美味しく頂けるそうですよ！

かりんとう饅頭を頂きました。カリッとしていて、あっさりとした餡が美味しい！今まで食べてきたかりんとう饅頭の中で一番美味しいです。

エゴマ入りの黒糖のかりんとう風味の皮に、甘さ控えめの餡がマッチしています。

あくつ屋の店員さんオススメの食べ方は、なんと冷凍だそうです。

冷凍しても中の餡は固まらないので、凍ったまま食べられるそう。冷たいひんやりしたかりんとう饅頭、夏に食べてみたい！

あくつ屋さんに来店した芸能人やアナウンサーのサインがいっぱいです。最近だとタレントの柳沢慎吾さんが来店したそうです♪

田村市の船引名物のかりんとう饅頭ですが、ヨークベニマルメガステージ田村店、あぶくま高原SA（週末のみ販売）、あぶくま洞（冷凍のみ販売）の３か所でも買うことができますよ。

かりんとう饅頭が有名なあくつ屋さんですが、マドレーヌ、ブッセ、マフィン、アップルパイ、パウンドケーキなどほかにもお菓子をいっぱい作っていらっしゃいます。

訪問した日は、田村の秋の芋まつり開催中で、さつまいもマドレーヌも買いました♪

サツマイモがホクホクと甘く、とても美味しかったです。

片曽根（かたそね）山は、別名「田村富士」と呼ばれています。街中どこからでも見える姿は、とても迫力がありました。

ぜひ、かりんとう饅頭を食べに、のどかな船引町にお出かけしてみてはいかがでしょうか？

店名菓子工房あくつ屋住所福島県田村市船引町船引畑添９６−１電話 0247-82-0223 定休日第1,3,5日曜日