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やっぱり日本で産みたい! 海外在住ママが「里帰り出産」する注意点3つ

  • 2015.11.3
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【ママからのご相談】

現在妊娠5か月になります。夫の仕事の都合で現在は海外に住んでいるのですが、家族と相談した結果、日本の実家へ戻り里帰り出産をしようと思っています。日本には妊娠何か月くらいまでに帰国すればいいでしょうか。 またこのような場合で帰国する際のポイントを教えてください。

●A. 安定期と呼ばれる妊娠中期~7か月くらいまでに帰国するといいでしょう。

ご妊娠おめでとうございます! 日本で出産し、現在は海外で育児をしているライターのなかやまあぽろです。

わたしも同じような経験をしました。親近者がいない海外での出産は何かと不安ですので、ここはぜひ日本のご家族の力を借りて、元気な赤ちゃんを迎えてくださいね!

コンビタウンの実施したアンケート結果によると、日本国内でも約半数の妊婦さんたちが里帰り出産を選んでいます(回答合計数2,029人のうち1,007人が第1子出産の際に里帰りをしたと回答)。里帰りすることによって家族による産後のサポートを受けることができたり、十分に体を休めることができるなどメリットが多々あるので、里帰り出産を選ぶ妊婦さんも多いでしょうね。

海外から里帰り出産する際には、国内の里帰りとは一味違った下準備が必要です。わたしが実際に帰省先の産院の助産師さんよりいただいたアドバイスをもとにまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください!

●海外から“里帰り出産”するときの注意点3つ

●(1)出産予定先の産院へアポイントをとる

まず、帰省先の産院が決まったら、電話にて出産予定日前後で分娩の予約が可能であるか確認しましょう。人気のある産院や、帰省先の都道府県内に産院が少ない場合、受け入れが困難である可能性があります。余裕を持って早めに確認することをおすすめします。

予約が取れたら、現在ご自身のおかれている状況を説明し、出産予定日や妊娠の経過などあらかじめ詳しく伝えておきましょう。

●(2)妊娠後期の飛行機帰省はなるべく避ける

一般的な航空会社の搭乗条件として、出産予定日より約1か月前~約2週間前までに搭乗する場合は医師による診断書の提出が必要とありますが、妊娠後期に海外から飛行機に乗って帰省するのはおすすめしません。

わたしが実際に助産師さんより指導を受けたところ、妊娠7か月までには帰国していた方が安心だと言われました。理由は、妊娠後期に入ると赤ちゃんが今まで以上に大きくなり、長時間飛行機に乗ることによって、胃が圧迫される、血流が悪くなるなどの症状が見られる場合があり、母体に不調が出る心配があるからだそうです。

●(3)母子手帳、紹介状、健診経過記録を忘れずに

これも、わたしが出産した産院の助産師さんにいただいたアドバイスです。現在お住まいのお国の母子手帳が配布されているなら、必ず持って帰国しましょう。

また帰国する予定がたったら、現在健診に通っている産院に紹介状や今までの健診経過をまとめた書類の作成をお願いしましょう。日本語であればベストですが、海外の医者となるとなかなか難しいかもしれません。私は英語で作成されたものを持って帰国しました。

助産師さんよりこのアドバイスをいただいたおかげで、実際に帰省先の産院での対応もスムーズにいきました。

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いかがでしたか? 出産後の日本国内での出生届けや健康保険の加入など、各種手続きの確認もしておきたいですね。旦那様と少しの間離ればなれになるのはとても寂しいですが、帰省先でのんびりと赤ちゃんの誕生を待つのも楽しいですよ! いいお産になりますように!

●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)

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