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「年収400万円台で余裕があるわけない」お金の価値観、結婚前後でどう変わる?【アラサーが考える“恋愛とお金”】

  • 2022.11.7
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パートナーとのお金の価値観の不一致、その不満は結婚前と後でどう変わるのだろうか。恋人だったときは許せても、夫婦になったら許せなくなることも増えるのかもしれない。All About編集部が行った「結婚とお金」に関する調査結果を踏まえつつ、ひも解いていく。
パートナーとのお金の価値観の不一致、その不満は結婚前と後でどう変わるのだろうか。恋人だったときは許せても、夫婦になったら許せなくなることも増えるのかもしれない。All About編集部が行った「結婚とお金」に関する調査結果を踏まえつつ、ひも解いていく。

デートや婚活、結婚式……恋愛や結婚にはお金がかかる。特に現代社会においては、働き方や生き方の多様化が進み、恋愛とお金に対する価値観も変容している。本連載では、これからの「恋愛とお金」について、アラサーの恋愛ライター・毒島サチコが取材をもとに考察。第12回は「結婚とお金」について紹介する。

最初は「この人と合う!」と思って交際を始めたのに……次第に相手の「お金の価値観」に対する不満が募り、破局してしまったという声は多い。そこで、All About編集部は、全国の20〜70代の男女355人を対象に、「結婚とお金」に関する独自アンケート調査を実施した(調査期間:2022年10月13〜23日)。その結果は……?

不満がある派は45%。「ランチで1000円を超えると態度が悪くなる」


最初に「交際相手とお金の価値観が合わず不満を抱いたことはありますか?」と聞いた。アンケートの結果、「不満がある」と答えた人は45%で、全体の半数弱を占めた。

回答者からは「以前の交際相手が、クレジットカードを使いまくる人で、返済に追われていた(25歳女性)」「ギャンブルで負けた分は取り返さないといけないとますますギャンブルにのめり込んでいた(33歳女性)」「彼は7万もする脱毛器具や1万くらいする化粧品にお金をかけていて、女である私よりも高い美容費だった(30歳女性)」など、相手の金遣いの荒さに対しての不満を挙げる人が多かった。

また、「自分が渡したプレゼントより安い物を当然のように渡された(33歳女性)」「すごくケチでランチに1人1000円を超えると態度が悪くなる(44歳女性)」「デートでディズニーシー行きたいと提案しましたが、そこは高いから違う場所にしようと却下された(44歳女性)」など、デートで垣間見える相手の”ケチさ“に幻滅してしまったという声も。

不満がない派からは「お金の価値観が合わない人とは付き合わない」の声

一方で、恋人との金銭感覚について「不満はない」と答えた人は55%。「不満がある」と答えた人よりもやや多かった。

回答者で最も多かったのは「お金の価値観が合わない人とはそもそも付き合わないため(27歳女性)」「価値観が同じじゃないと一緒にいれない(33歳女性)」など、付き合う前の段階で金銭感覚の擦り合わせができているという意見。

また、「積み立てNISAも一緒にしています(28歳女性)」など、将来を見据えて2人でお金の管理をしているという意見も見られた。付き合う前のデートで「お金の価値観が合う」と判断し、交際に発展しているカップルが多いようだ。

「年収400万円台で……」結婚後の不満は、結婚前と比べて“切実”な内容


では、結婚している人はどうだろうか。結婚歴のある178人に「結婚相手とお金の価値観が合わず不満を抱いたことはありますか?」と聞いたところ、「不満がある」と回答した人は52%という結果に。不満がある派の理由には、結婚前のものより“切実な内容”が寄せられた。

「マイホームを購入する際に駅近で高い物件にするか離れた場所で安い物件にするかで話し合いになった(31歳女性)」「子供にいくらお金がかかるか分かっていない、生活費にいくらかかるかわかっていないので自分の稼ぎでおつりがくるくらい生活が十二分にできると思っている。年収400万円台でそんなに余裕があるわけない(44歳女性)」など、独身時代には見られなかった“生活費”に関する不満が多い。

また、男性からは「独身時代と比べて自分の使えるお金がかなり減ること。自由に昼食を買うお金がないことに不満がある(34歳男性)」「株に投資したくても妻とお金のリスク許容度が異なるので自分のやりたいようにできず不満(39歳男性)」など、結婚し、独身時代に自由に使えていたお金が使えなくなることに対する不満の声も見られた。

不満がない派の管理方法は? 「財布を別にしている」「一方が家計管理」

一方で、「不満はない」と答えた人は46%。

回答者からは「お金の管理は別々(48歳女性)」「すべてを折半にしており、残った分は自分のものなので、貯金しようが遊びに行こうが気兼ねがない(53歳女性)」など、結婚しても、財布を別にしているという声が上がった。

一方で「相手は私任せなので、特にない(58歳女性)」「初めは、金遣いが悪かった。パチンコ代にお金が消えてたが、今はお金の管理は全部私がしているので不便はない(50歳女性)」など、どちらか一方が家計を管理することで、不満を感じないとの声も。

価値観のズレは当たり前。それをどう擦り合わせていくのか

今回の調査では、カップルの半数近くが相手の金銭感覚について何らかの不満を抱いていることが分かった。結婚相手に対しては半数以上の結果だ。

「不満はない」と回答した人の中には、「お金の使い方を事前に相談して決めている(26歳女性)」「金銭的なことに関しては、都度ちゃんと家族会議をしているので、あまり不満はありません(38歳女性)」など、買い物をする前に事前にパートナーに相談し、不満が生まれる状況を作らないという声も見られた。

全く同じ価値観の人と出会い、交際し、結婚するのは難しい。パートナーに求めるべきは「価値観が同じ」ことではなく「価値観の擦り合わせが可能であるかどうか」ということかもしれない。

文:毒島 サチコ

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