1. トップ
  2. 「女子更衣室の小型ペンの正体とは…」「婚活パーティーで出会った彼は詐欺師?」など犯罪を感じたエピソード3選

「女子更衣室の小型ペンの正体とは…」「婚活パーティーで出会った彼は詐欺師?」など犯罪を感じたエピソード3選

  • 2022.11.6
  • 8383 views

思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか?
今回はそんな危険を感じたエピソードを3つ集めました。

■盗撮事件に巻き込まれそうに…

看護師を養成する看護専門学校の講師をしていたころ、病院実習があって、学生とともに実習させてもらう病院に行きました。

学生と実習の引率者である私たち講師は、同じ休憩室にあるロッカーに白衣など着替えを入れてあり、そのロッカーの前で、白衣に着替えをすることになっていました。

その日もいつものように、生徒も講師も白衣に着替えようとロッカーのある休憩室に入り、一人一人あずけられているロッカーのカギを各自開けて着替えをはじめました。

すると間もなく、着替えている学生のひとりが「先生これなんですかー」と大声を上げたのでその学生を見ると、手にボールペンのようなものを持っていました。

私は、他の同僚の講師たちと一緒に、そのボールペンのようなものをよく観察してみました。

すると同僚の講師が「これは、ペン型カメラじゃないかと思う」というので、手にとってよく見ると、カチカチとペンを回すとミラーになっているところが付いていました。

学生は、自分のロッカーを開けてすぐ前の網棚に、このペンのようなものが置いてあったと言いました。

これは何かと思い、すぐに病院の事務担当者に来てもらってロッカーの中側全体と、そのペンのようなものを調べてもらいました。

事務の方が、業者など専門の方に問い合わせてみてもらったところ、それはやはり小型のカメラであることが判明しました。

私たち講師と学生がここで着替えることを知っている誰かが盗撮するつもりで、こっそりと置かれたのでしょう。

幸いにも盗撮はされず、未遂に終わってよかったのですが、学びの場でこんな盗撮未遂の事件にまきこまれるなんて本当にやるせない思いです。

(50代・女性)

■婚活パーティーで出会った彼、実は詐欺師!?

詐欺に巻き込まれそうになりました。

当時私は婚活中で、民間企業が主催する婚活パーティーにでました。

そこでカップルとなった介護福祉事務所を自分で立ち上げて、そこの所長として経営および利用者の自宅を訪問して介護サービスを提供する彼とお付き合いをするようになりました。

彼と付き合って2ヶ月が経ったある日、彼から突然真剣な話があると呼び出されて待ち合わせ場所に行くと、いきなり彼は座っていた椅子から立ち上がったかと思うと、お店の床に頭を付けて土下座をはじめたのです。

「なに、なに?」と私はあまりの突然のことに驚いてしまい、「いやだあー」と大声でさけんでしまったため、お店の店員さんが私たちのテーブル席に駆け寄ってきました。

そしてなにごとかと、お店のお客さん全員が私たちの方を向いてこそこそ笑いながらみつめていました。

そんな状況の中、彼は土下座だけはやめてくれてテーブル席に座りました。

そしておもむろに「もう終わったー。」と言って、首をうなだれながら「福祉事務所の監査で、業務内容の一部に不適切なことがあって、経費についても多額に追加納入しなければならなくなった。明後日までに支払わなければ事務所は閉鎖しなければならなくなってしまう。そのため悪いけれど急いで500万円貸してくれないか?500万円が無理なら、300万円でもいい。」と、お金を貸してほしいというお願いをされました。

はじめから私たちを見ている他のお客さんの手前、無碍なことも言えずあまり考えずにまずは「なんとかする」と私は言ってしまいました。

するとそれを聞いたお客さんの一人が「あんたそれ、詐欺だよ。詐欺。貸したらだめだ」と声をかけてくれて、私は我に帰って、思いとどまることができました。

探偵事務所で調べると彼は、そうした手口で女を騙す詐欺師だったことがわかりました。

(50代・女性)

■SNSの投稿「副業で一緒に稼ぎませんか?」

2022年9月の最近の出来事です。普段、SNSを利用することが多く、たくさんの有名人の方や、SNSで活躍されている方をフォローしています。

気になる方の活躍ぶりを見て
「私もこんな風に仕事してみたいな~」
「お洒落な生活したいな~」
などと憧れる方が何人もいらっしゃいました。

ある日、その中の一人の方の投稿に目が留まりました。

「副業で一緒に稼ぎませんか?」という内容でアカウントの名前も写真も投稿の雰囲気もその方と全く同じだったので、ちょうど副業を探し始めた時だったのもあり、気になってLINE登録後、作業内容の詳細を確認することにしました。

LINEのアカウントの写真も同じ方でしたが、LINEのやり取りをするにつれて、「あれ?」と感じる不審な点がいくつか出てきました。主人にも相談してもやっぱり怪しいという事になり、お断りの返事をしました。

その後、既読にはなったものの返信はありませんでした。その数時間後、私が連絡を取っていたと思っていた方がSNSで「アカウントを乗っ取られ、写真も勝手に使用されているものです。今すぐLINEをブロックしてください」と投稿されていました。

それを見た瞬間、ドキッとしました。

いつも見ている方だったので信用してやり取りをしていましたが、写真やアカウントで判断しては、絶対にいけないと思わされました。

特殊詐欺が多い世の中で悪い噂もたくさん聞く中、「私は絶対大丈夫」と思っていましたがまさか自分が詐欺にあいそうになるとは思いませんでした。

これからも気を付けて慎重に判断したいと思います。

(30代・女性)

■周りの危険な人に気をつけて

今回は、危険を感じたエピソードについてまとめました。
あなたの周りに危険な人はいないか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる