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【京都】念願!〈上徳寺〉でお茶の稽古を体験|本山順子の迷子のお守り。

  • 2022.11.5
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モデル・本山順子が訪れた神社仏閣、教会や寺院をご紹介する本連載。第94回は京都の下京区に街詣で。今回はとある方からお誘いいただき、〈上徳寺(じょうとくじ)〉へお邪魔させていただきました。それでは早速!詣でましょ〜う!

お誘いいただいたのは“お茶のお稽古”。着物を習い始めてからお茶には興味があったものの、裏千家、表千家、武者小路とか…よくわかりません!敷居が高すぎてこんな小童がお邪魔していいのかしらと、考えるだけで軽くパニックを起こしそうになり踏み込めずにいました。ですが、そんな不安を覆すような楽しい時間を過ごさせていただきました。

お寺界隈だったら知らない方はいらっしゃらないのではないかというくらいイケイケなフリーペーパー『フリースタイルな僧侶たち』の編集長・稲田ズイキさんにお誘いいただき〈上徳寺〉へ。「お坊さんがお茶を教えてくれるらしい」という前情報をいただいていたのですが、お坊さんが!?それだけでもう興味津々です。

お部屋に通されると前の回の方々がお稽古中で、その様子も拝見させていただけることに。そして本日、ご指導してくださる塩竈義晴先生!塩竈先生は〈上徳寺〉の住職でもあり、茶道では裏千家準教授、華道では嵯峨御流の正教授、さらには京都文教大学・短期大学教務課の職員さんでもあるという、まさに先生の中の先生。本日はよろしくお願いいたします!

みなさんは茶道のお稽古と言ったらどんなイメージですか?私は押し黙って、お茶碗をくるくる回してお茶を飲んでお茶菓子をいただいて茶碗を見る…と、とにかくめっちゃ静かにしていないと「無礼者っ!」と刀で斬り捨てられると思っていました。ところが塩竈先生は本当に気さくに話しかけて下さったり、小話を交えてこちらの緊張をほぐしてくださります。とてもユーモラスな塩竈先生。

緊張がほぐれたところで早速、お稽古中の不思議な所作について質問してみました。生徒さんが茶室に入る時、扇子を前に置いては正座しながら体をずらし少しずつ入室されていました(退出も同様)。ここでの扇子は“結界”を意味するのだそう。“私”と“あなた”という境界線を作ることにより他者を「尊重する」意味もあるのだとか。その他の謎の所作も意味がわかると、気持ちの表れだと知り、いちいち「まぁ、素敵!」と思わず呟いてしまいます。

生徒さんからお茶菓子をいただき「お相伴いたします」とお茶を飲み終えたあと、いつ「結構なお手前で…」というのだろう?とまごまごしていたら、なんとこの決め台詞、テレビドラマの中でつくられた常識であり、実際のお茶席では主流ではないのだそう…!「おいしく頂戴いたしました」など、普段のご自身の言葉で気持ちを伝えることが大切とのこと。いやはや!この機会に知れてよかった〜。

生徒さんが帰られてから、割り稽古で私たちが最初に教わったのは帛紗(ふくさ)のたたみ方。帛紗とは、点前の中で道具を清めたり、釜の蓋をとるときに使う絹の布のこと。ですが、この帛紗を畳むのだけでも一苦労。「え!?わかんない」もたもたする私たちに、わざわざ座る位置を変えて丁寧に教えてくださりました。

「それでは、お茶を点ててみましょうか」と塩竈先生。こんな初回から点ててもいいんですか!?ですが、せっかくならと見様見真似でやってみますが…さっき生徒さんが点ててくれたようにふわふわにならず。え、超むずい。先生にかわっていただくと…もう!腕のスナップ?茶筅とお椀の音が違うというか、とにかく何もかも違う。そして一口、口に含むとなんてクリーミーなの!?抹茶ってクリーミーなイメージありますか?とにかくびっくりな体験でした。塩竈先生、ありがとうございました。

生徒さんのお稽古の終わりにかわいらしく並ぶ、茶道具たち。まるでカーテンコールで並んでいる出演者のようで、思わず拍手を送りたくなりました。この記事で今回の体験をお伝えできた部分はほんの一部、また、私たちが体験したこともほんの爪の先ほど。ですが、このわからないのが楽しい。学んだ分だけ自分の中に火が灯るようにお茶の世界が広がっていく感覚。これは…お茶の沼にはまりそうです(笑)。そして、お茶は怖い。という感覚はすっかり払拭されました。皆さんもぜひ、ふらりとお茶を体験してみてはいかがでしょうか?それでは皆様も良い参拝を〜!

今回のお稽古に興味のある方は塩竈義晴先生まで直接お問い合わせください。
yoshiharu.shiogama@gmail.com

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