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複数の女性と関係を持った夫に制裁が… 不倫サレ妻が夫に下した「エグすぎる復讐」【後編】

  • 2022.11.4
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沙智さん(仮名・33歳)は、夫の正秀さん(仮名)の不倫相手と名乗る祐実さん(仮名)から突然電話が来て、カフェで対面することに。そこで、2人が1年前から交際していること、さらには夫が祐実さんから200万円を借りたまま返していないことを知ります。その上、祐実さんとの話から新たな事実が発覚したそう。いったいどんな結末を迎えたのでしょうか?

さらなる不倫疑惑が浮上

「200万円は大金です。祐実さんも、一向に返す素振りのない正秀に焦りを感じ、仕方なく私に連絡をしてきたのでした。

そして、さらなる事実が発覚します。数日前も夫が外出をして怪しいと思っていたのですが、祐実さんは“最近正秀にあまり会っていない”と言うのです。

不自然な外出があったと話すと、祐実さんは“もしかしたら、ほかに女性がいるのかもしれない”と言ってきました」

妙な連帯感が生まれ……

「祐実さんは、“相手の女性に心当たりがある”と言います。それは、正秀がたまに行くパチンコ屋のスタッフの女性だと。

以前一緒に店を訪れたとき、妙に親しげに話をしていたのだそう。その時、違和感をおぼえたそうです。

二人で話をするうちに、私も祐実さんも、夫の被害者という意識が強くなっていきました。だんだん、連帯感のようなものが芽生え始めていたんです。

そして、その勢いで女性が働くパチンコ屋に向かったのです」

もうひとりの不倫相手と対面

「女性はすぐに見つかったので、思い切って声をかけてみました。私にとっては慣れない場所で、騒音で会話もしにくかったのですが、正秀の名前を出すと、途端に女性の顔色が変わりました。

“勤務がもうすぐ終わるので、そのあとで……”と言われ、30分ほど待って外で話をすることになりました。

そして話を聞くと、祐実さんの予想通り、女性も正秀と関係を持っていました。私に申し訳なさそうに謝ってきましたが、その女性も正秀の被害者なのだと感じました。

お金を貸していないか尋ねると、“貸してはいるけどたいした額じゃない”と言われました。祐実さんにも多額の借金があることを話し、“もう正秀には近付かないほうがいい”と伝え、その場をあとにしました」

復讐決行のとき

「私たちは正秀の悪行のすべてを把握していますが、何も知らないのは正秀だけです。そこで、祐実さんにお願いして正秀を呼び出してもらうことにしました。

数日後、カフェで待ち合わせをしました。私は奥のテーブル席を選び、入口に背中を向けて座りました。スマホのインカメラを使って様子を窺いながら待っていると、正秀がやって来ました。

私は立ち上がって隣の席へ。すると正秀は、びっくりした表情で私と祐実さんを交互に見ました。そして、状況を悟ったのか“はぁ……”と大きなため息をついたのです。

それからは、これまでの経緯をひとつずつ確認していきました。まずは、祐実さんたちへの借金を返済するよう、約束させました。次に、私は離婚を切り出し、慰謝料の支払いも約束させました。

正秀と離婚して2年が経ちますが、今も月々の返済に苦しんでいるようです」

“夫の不倫相手と直接会った女性の告白”をご紹介しました。

自分の快楽だけを求めても、いつまでもそんなに都合よくはいきません。相手を裏切り傷付ければ、いつかその代償を払うときが来るのでしょう。

©Favor_of_God/kokouu/gettyimages

文・塚田牧夫

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