伝説の読モの現在が知りたい！10年前によく見た「あの子、今何してる？」

キャリアアップもしたいけど、 結婚や出産もしたい！ アラサーの私たちは、今、何をすべきなの？ そこで、人生の先輩である美人百花を華やかに飾ってくれていた読モOGに会いに行って話を聞いてきました♪

「好きなことに忠実に！いつかしようのいつかはやってこないんです」

大手企業勤務 沢瀉美緒さん（43歳）

レコード会社に勤務したのち40歳で大手企業に転職。ジュニアソイフードマイスター、料理研究家としても情報を発信。

沢瀉さんの歩み年表

22歳・・・大学卒業後大手レコード会社に勤務

30歳・・・美人百花創刊とともにメイン読者モデルに

40歳・・・大手企業に転職。食品衛生管理者、ジュニアソイフードマ イスター取得

・百花に出ていた10年前

当時の美人百花編集長がレコード会社の担当として会った美緒さんにインスピレーションを受け、美人百花を創刊させたという伝説の読モ。

・とにかく多趣味でフットワークが軽い！

裏千家茶道（宗美）、バレエ、乗馬は学生時代から続けている習い事。さらに料理研究に旅行と多趣味な美緒さん。

「美人百花に出ていたころは、どんなに仕事が忙しくても遊びや趣味にはしっかり時間をつくっていました。仕事も大変だったけど『私、がんばってます』とアピールするのが得意じゃなくて、努力している部分は隠して、涼しい顔してサラリと大きな仕事ができてる方がカッコいいと思ってました。3年前に20年近く勤めたレコード会社から転職。一般的にはキャリアアップに見えるかもしれないけど、私からしたらそんなつもりはなく、ただ他の世界が見たかったんです。どうせ転職するなら、みんながびっくりするような異業種にしなきゃ意味がないと思って、大手の企業に決めました。毎日、同じルーティンで生活してたら、どんどんワクワクすることって減ってきちゃうと思うんです。なので、『あれ食べたい』『これやりたい』という願望は大事にしています。そして、次は食品系のポップアップやケータリングをしたいと思っていて、食品衛生管理者の資格を取ったり、知り合いのお店のバックヤードを見学せてもらったりして勉強しています。でも、これを仕事としてやりたいわけじゃなく、趣味としてやりたいんです。しかも気まぐれで（笑）。先の見えない将来のことが心配になるアラサーの子の気持ちもわかるけど、それよりも今できることっていっぱいあるのにと思います。旅行も無難なところばかりに行くんじゃなく、いつか泊まってみたいというホテルに行ってみるだけでも得るものが違う。『いつか行くかも』の『いつか』はないんです。いつかこうしたいは、今した方がいい!!」

掲載／美人百花2022年7月号 10年前に美人百花に出ていた「あのレディ、今何してる？」

撮影／清水通広 再編集／美人百花.com編集部