1. トップ
  2. おでかけ
  3. 「村上隆の五百羅漢図展展」と同時開催! 村上隆の「円相」展がスタート。

「村上隆の五百羅漢図展展」と同時開催! 村上隆の「円相」展がスタート。

  • 2015.11.2
  • 918 views

© Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Courtesy Galerie Perrotin Photograph: Kozo Takayama

【さらに写真を見る】「村上隆の五百羅漢図展展」と同時開催! 村上隆の「円相」展がスタート。

日本で14年ぶりとなる村上隆の大型個展「村上隆の五百羅漢図展展」(森美術館)の開催に合わせ、パリ、香港、NYに拠点を持つギャラリーペロタンが、東京のカイカイキキギャラリーにポップアップギャラリーをオープンし、村上隆による「円相」展を開催。村上隆の新作の「円相」シリーズを展示する。

禅の創始者である達磨大師。のちに後継者となる師の達磨に、僧侶の恵可が捧げた手を描いた慧可断臂図、そして、欲、憎しみ、惑いを克服する事で悟りに達し、前世のカルマの遺物を破壊する500の仏の弟子である羅漢を描いた全長100mの大作、五百羅漢図。近年、村上隆は禅宗の偉大な人物たちを描いてきた。「円相」シリーズは日本の書画における最も有名なモチーフで、禅における空虚、統合そして無限を象徴する円相(円形を意味する)を主題にしたものだ。

「円相」は、静かに継続する精神的活動から生まれる、村上隆にとって、また別の悟りを表現したものであり、全ての創作活動の前提ともいえる、心を無にして体の動くままに創作する瞬間でもある。村上はユニークなやり方で、彼の作品の象徴であるお花とドクロを重ねた上にスプレーを使って表現した。

なお、森美術館での「村上隆の五百羅漢図展」、そして、この「円相展」と並行して、2016年1月30日〜4月3日は、横浜美術館にて村上隆自身の個人コレクションを集めた展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―」が開催される。

村上隆「円相」

開催期間/~2015年11月8日(日)

会場/カイカイキキギャラリー 東京都港区元麻布2-3-30

開廊時間/11:00~19:00、会期中無休

http://gallery-kaikaikiki.com/

参照元:VOGUE JAPAN

の記事をもっとみる