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シンガポール発ラグジュアリーホテル「カペラ京都」が2025年夏に開業

  • 2022.10.31
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Kengo Kuma and Associates
Kengo Kuma and Associates

カペラホテルグループは、カペラホテルズ&リゾーツ、パティーナホテルズ&リゾーツの2つのホテルブランドを持つ。京都に開業が決まった「カペラ」は、シンガポール、バンコク、ハノイ、ウブド(バリ島)、上海、海南島などにおいて、卓越したサービス、作り込まれた豪華なデザイン、その土地ならではの没入感のある体験を提供する。

カペラ京都は、1869(明治2)年に番組小学校のひとつとして地域の人々によって設立され、100年以上愛されてきた新道小学校の跡地に建設される。建築デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所が手がけ、スイートルームを含む92の客室を設ける予定だ。

周辺には清水寺や八坂神社、建仁寺、鴨川など、世界有数の観光資源が集積している。京都五花街のひとつである宮川町の芸妓・舞妓が伝統伎芸を磨き、発表する場である「宮川町歌舞練場」にも近接。地域に愛されてきた小学校の歴史と、花街宮川町が育んできた伝統・文化に加え、カペラホテルズ&リゾーツの「伝統を守り、革新性を追求する」というブランド理念が融合することで、国内外から訪れるゲストに、唯一無二の滞在体験を提供していく。

また、今回のプロジェクトでは、京都市、新道自治連合会および東山女子学園との連携により、新道小学校跡地にホテルを新設するほか、近接する宮川町歌舞練場、地域施設の建て替えを実施。ホテル・歌舞練場・地域施設の一体開発やNTTグループのICT活用を通じて、地域の人々が守り続けてきた“街の記憶を継承”し、“新たな共存価値”の創造による、地域の賑わい創出を目指す。

カペラ京都

開業/2025年夏(予定)

https://capellahotels.com/jp/capella-kyoto

Text: Aya Hasegawa

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