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代々木八幡〈日々ごはん 穂の間。〉でほっこりカジュアルに和食と日本酒。

  • 2022.10.27
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今年9月、代々木八幡駅からほど近い場所に、毎日食べたくなる和食のお店〈日々ごはん 穂の間。〉がオープンしました。「まごわやさしい」を合言葉にしたおばんざいや土鍋で炊いたご飯を食べられるカジュアルなお店です。試食会にお邪魔しましたので、魅力あるお料理の数々とペアリングした日本酒をご紹介します。

旬の味いろいろ!「まごわやさしい」おばんざい。

入り口は山手通り沿い。
木がたくさん使われた気持ちのいい店内。
カトラリーや小皿、お猪口が引き出しに入っています。

代々木八幡駅からすぐの山手通り沿いにオープンした〈日々ごはん 穂の間。〉。ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれた〈四季ごはん 晴れ間。〉の姉妹店です。〈日々ごはん 穂の間。〉はよりカジュアルに、日々のごはんを提供したいとオープンしました。

お店で最初に食べてほしいと店主が話すのは「穂の間のおばんざい盛り」900円。和食でよくいわれる栄養バランスのいい食材の頭文字「まごわやさしい」に沿って盛り合わせられた7種類の小鉢料理です。「ま」はまめ、「ご」はごま、「わ」はワカメなどの海藻、「や」は野菜類、「さ」は魚、「し」はしいたけなどのキノコ、「い」はイモ類です。

豆の"ま"「無花果の豆腐クリームがけ」。
ごまやナッツの"ご"「翡翠銀杏」。
わかめや海藻の”わ”「鹿尾菜の鶏つくね 柚子風味」。
野菜の"や"「シャインマスカットとしらすのおろし和え」。
魚の"さ"「鰤の焼き霜降り」。
しいたけやきのこの"し"「エリンギのから揚げ」。
いもの"い"の「シャドークイーンの酒盗バター焼き」。

ひとつひとつかわいい小鉢に盛り付けられたおばんざいは、どれも丁寧に作られています。海藻のひじきを使った「鹿尾菜の鶏つくね 柚子風味」は、つくねの中に混ぜ込まれたにんじんのシャキシャキ感もポイント。「シャドークイーンの酒盗バター焼き」は、紫色のじゃがいもシャドークイーンが持つホクホク感と酒盗とバターを合わせた複雑な味わいがたまりません。「翡翠銀杏」はホクホクしていて、まさに秋らしい香り。季節を感じつつ、お酒が進みそうなメニューばかりです。

〈日々ごはん 穂の間。〉は、日本酒の品揃えも自慢。「穂の間のおばんざい盛り」に合わせていただいたのは、山梨県の酒蔵〈七賢〉「スパークリング 星ノ輝」です。細かな発泡を感じて最初の1杯にぴったり。ほんのり甘いお酒です。

肉じゃがは懐かしいお母さんの味。

「穂の間の肉じゃが」は甘めの懐かしいお母さんの味。
「晴れ間の肉じゃが」。マッシュポテトの上に角煮。トリュフオイルも使っています。
甘味のある肉じゃがにと勧められた日本酒「豊香」。

もうひとつ、おすすめとしていただいたのは、肉じゃが。〈四季ごはん 晴れ間。〉では、マッシュポテトの上に角煮風の肉を乗せた創作肉じゃがが人気メニューのひとつ。〈日々ごはん 穂の間。〉の肉じゃがは趣を変えて、懐かしい母の味のような甘めの肉じゃがです。大きく切ったにんじんの甘さにほっとする味付けでした。

甘い肉じゃがに合うと勧められた日本酒は、長野県諏訪の「豊香」です。

ふっくらツヤツヤ!土鍋炊きのごはん。

〈日々ごはん 穂の間。〉で欠かせないメニューが土鍋で炊いたごはんです。試食会では店主の故郷、福井の新米が振る舞われました。ふっくらツヤツヤの炊き上がり。

炊き立ての白いご飯のお供として、店主のお母様が紅映梅(べにさしうめ)という品種の梅でつけた梅干しや、自家製ちりめん山椒などのご飯のお供4種類が添えられ、ご飯が進みます。

「焼き鯖とたっぷり薬味の土鍋ごはん」1.5合炊き2,400円。
「漆黒の土鍋ごはん」2,400円。追加の「紅生姜」300円。

他にも「焼鯖と薬味たっぷりの土鍋ごはん」やイカ墨で炊いた「漆黒の土鍋ご飯」が披露されました。土鍋炊きの炊き込みご飯のおいしそうなこと!

〈日々ごはん 穂の間。〉では、近々おむすびやお惣菜のテイクアウト販売も予定されているそうで、試食会ではお弁当をおもたせとしていただきました。新米、「焼鯖と薬味たっぷりの土鍋ごはん」、「漆黒の土鍋ご飯」の3種類が小ぶりのお結びになっていて、どれも美味。こういうごはんを日常的に食べたいと思う味ばかりです。

肩肘を張らず、丁寧に作られた和食を食べたいとき〈日々ごはん 穂の間。〉を訪れてみてはいかがでしょうか?

〈日々ごはん 穂の間。〉
東京都渋谷区富ケ谷1-53-2 辰美ビル3F(山手通りからは1F)
03-6804-8571
17:00~23:00
当面は水曜を中心とした不定休
公式Instagram

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