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あなたの彼は大丈夫? 身近にいると厄介な「恋愛ゲーマー」の正体

  • 2015.10.31
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あなたの周りには、どんな話題であっても最終的にはなぜかいつもあなたと意見が分かれたり、話した後、なんとなくイヤーな気持ちにさせられる…という人はいませんか。

(c) alotofpeople - Fotolia.com

性格が合わないといってしまえばそうなのですが、もしかするとあなたはその人から心理学上の「ゲーム」を仕かけられているのかもしれません。

心理学上の「ゲーム」とは、カナダ出身の精神科医、エリック・バーンが定義したコミュニケーション手法の1つです。

主に幼少期に、愛情のある豊かなコミュニケーションをとれなかった経験から、大人になってからの人間関係でも無意識にネガティブな対応をとってしまい、自ら相手との関係を破壊するのです。

そして「やはり自分は愛されないんだ」「何をやってもどうせうまくいかないんだ」などという、自分に対する否定的な認識をどんどん強めたり、逆に自分が傷つかないように極端に自分を守ったりします。

相手に仕かけるゲームの種類はいくつかありますが、主なものとしては以下の通りです。

1.Yes.but

相手にアドバイスを求めているのに、何を言われても「そうですね、でも…」と反論する。相手がだんだん答えに窮するのを見て優越感を覚えたり、相手に無力感を抱かせる

2.kick me

相手の好意的な態度を否定したり、挑発的な態度をとることによって相手の拒絶や怒りを買う。相手に嫌われることにより「自分は他人に受け入れられない人間である」という認識を強めていく

3.あなたのせい

何か問題が起こると、すべて他人や環境のせいだと主張したり、自分のミスを棚に上げて他人を厳しく罰する。自分の弱さや至らなさを認めることを拒絶する

4.仲間割れ

複数の人にそれぞれの悪口を吹き込み、他人が対立するように仕向ける。対立している人たちを見て「人間関係や友情などに価値はない。(自分に友人がいなくても仕方ない)」という認識を強めていく

5.ひどいものだ

「財布を落とした」「事故に会った」など自分の不幸を大げさに騒ぎ立てる。不幸を吹聴することにより何らかの責任逃れをはかったり、他人からの同情を引こうとする

6.苦労性

無理してでも複数の仕事や頼まれごとを引き受け疲労困憊する。親の期待が高く、それに応えようと頑張ってきたタイプが陥りやすい

このような「ゲーム」への対処は、まず感情を排して事実だけを確認しようとすることです。仕かけてくるゲーマーは相手の感情を揺さぶって何らかの反応を引き出すことでゲームを成立させようとするからです。

しかし、ゲーマーが職場の上司や後輩、または友人ならば自分も冷静に対処しやすいし、いざとなれば相手との距離もおきやすいのですが、もし「彼」であったとしたら結構難しいですよね。

じつは、恋愛トラブルは特にゲーマーが引き起こすことが多いのです。

特に女性は恋愛感情があることで、冷静に彼の話を聞くことができないですし、もし「?」と感じたことがあったとしても、「自分が好きになった相手だから間違いはないハズ」「でも彼はこんな優しい面もあるし…」と自分を無理やり納得させる傾向があります。

恋愛トラブルで起こるゲームは主に3.あなたのせい、4.仲間割れ(二股をかける)、5.ひどいものだの3つです。恋愛ゲーマーには基本的に「愛に飢えているかまってちゃん」の性質があるからです。

しかし恋愛ゲーマーは、仕事などほかの人間関係はソツなくこなしていたりするので、パッと見ではわからないのが厄介なところです。

そして恋愛ゲーマーの一番怖いところは、かまってもらえる相手を見つけ出す嗅覚が本能的ともいえるくらい的確なことです。

一般的に「ゲーム」に引っかかりやすい人の特徴として、1.嫌味や挑発に反応しやすい、正義感が強く喧嘩っ早い人2.他人の痛みに同情しやすい優しい人3.自分に自信がなく周りに合わせがちな人だと言われています。

これらの特徴は誰しも少しは持ち合わせていますが、何かの理由で精神的に弱っていたり感情のバランスが崩れていたりするとゲーマーにカモにされてしまいます。

恋愛ゲーマーは「お前が一番大事」「お前にしかこんな話はできないからわかってほしい」など、口では何とでも言いますが、あなたのことを本気で思いやっていたら自分のことばかり主張したり、あなたを責めるようなことも言わないはずです。

もしあなたが彼との関係において、「自分は世間知らずなのかも」「自分は優しくないのかなあ」「彼はいつも大変で余裕がなさそう」など、彼と会った後に幸せな気持ちになれないことが多いならば、恋愛ゲームの相手をさせられているかもしれません。

もしそうなら、少し冷静になって彼との関係を見つめ直してみましょう。恋愛と執着は違います。あなたにとって幸せな恋愛とはどんなものか、よく考えてみてはいかがでしょうか。

(佐藤栄子)