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「情緒不安定がひどすぎ」生活がままならないほどのPMS。私の対策は…

  • 2022.10.22
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以前から、生理が近くなると感情の起伏が激しくなるなど、PMS(月経前症候群)の症状に悩まされていた私。第一子を出産したあとは、情緒不安定に加えて肉体的な不調にも襲われるようになりました。そこで私は、意を決してPMSを対策することに。その方法とは……。

以前からPMSに悩んでいた私

20代前半のころ、婦人科を受診してPMSだと診断された私は、生理前に情緒不安定になることが多くありました。例えば、ちょっとしたことで怒鳴り散らしたり、かと思ったら急に泣き始めたり……。PMSが原因で、生活に支障をきたすほどでした。

婦人科でPMSだと診断された際に漢方薬を処方されたのですが、これがとにかく苦くて飲みにくいのです! 漢方薬はあまりにもまずくて、飲み続けられませんでした。

そうして、何も対策せず、ただPMSに耐える日々が続いたのち、26歳で授かり婚をし、27歳で第一子を出産。「女性は出産すると体質が変わる」という噂を聞いた私は、出産を機にPMSがマシになればいいなと淡い期待を抱いていました。

出産後はPMSがさらにひどくなり…

しかし、その期待もむなしく、出産後はPMSがさらに悪化してしまったのです! 生理が再開して周期が安定してくると、育児への不安や疲れも重なって症状がひどくなり、感情面だけでなく、疲れやすい、腰痛といった体の不調も出てきてしまいました。PMSの諸症状を緩和するという市販薬も飲んでみましたが、一時的に症状は緩和されたものの、根本的な解決にはなりませんでした。

夫とは出会ってすぐに妊娠・結婚したので、生理前や生理中の私がどんな様子なのか、夫はほとんど知りません。そのため、夫はPMSの症状に振り回される私の対処がよくわからず、私たちは度々喧嘩になり、私の精神はさらに不安定になってしまいました。

その後も、私は生理が近づくたびに情緒不安定になって、夫と衝突しては落ち込んでを繰り返す日々。負のループに陥っていました。そんな中、30歳のときに2人目を妊娠。これをきっかけに、私は「今回はしっかりPMS対策をしよう!」と決意しました。夫と相談のうえ、第二子の出産を終えたら、すぐにPMS対策をとることにしたのです。

PMS対策にミレーナを使ってみた

私が選んだ方法は、ミレーナの使用。ピルの服用も考えましたが、やはり副作用が不安でした。それに、実は以前、婦人科でPMSのことを相談したときに、私は月経困難症でもあると診断を受けたのです。

生理中に嘔吐、立っていられないほどの腹痛、足のむくみ、貧血などの症状があると話したら、医師に月経困難症だと告げられました。ミレーナは月経困難症であれば健康保険が適用されるため、私はピルよりもミレーナを選びました。

ミレーナ自体は直接PMSに効くわけではないとのことでしたが、ミレーナを使ってみた結果、私の場合は、生理前も生理中も症状がだいぶ緩和しました! 経血量が減り、腰痛や足のむくみもなくなったのです。今は、ミレーナを使ってみてよかったなぁと思っています。

ミレーナは子宮内避妊器具です。避妊を目的に開発された物なので、医師にも「PMSへの効果は副産物だから」と言われました。それでも生理中の腹痛や腰痛は改善し、生理の憂うつから解放されたおかげか、PMSの諸症状はラクになりました。もちろん、ミレーナによる症状改善には個人差があるでしょうが、私は効果を実感しています!

監修/助産師 REIKO
文/田所ななみさん

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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