「米化」がもっと簡単に！ 初心者でもおいしく手軽に食べられる！ この秋、注目のオートミール３選

糖質控えめで栄養豊富なオートミール。近年は健康志向の高まりを受けて、より身近な存在になってきました。シリアルとしてだけでなく、米化して主食としてとり入れることで、食べ方は自由自在に。ついつい食べ過ぎてしまう秋の救世主になってくれそうな、オートミール商品を３種類試してみました！

炊き立てみたいな食感！「ケロッグ 粒感しっかり オートミールごはん」

新発売の『ケロッグ 粒感しっかり オートミールごはん』は、しっかり粒感のあるロールドオーツと、甘さと粘り気があり、もちもち食感のロールドオーツの異なる２種を最適な黄金比で配合。白米ごはんと比べて食物繊維６倍、糖質60％オフとなっています。

オーツ麦のなかでも粒が大きく、クセがないものを選び、水を加えて、レンジで１分30秒温めるだけで、炊き立てのごはんのようなおいしさと食感を実現しています。お粥やリゾットなど従来の米化レシピは何らかの調理が必要でしたが、こちらはごはんそのものとしていただけるので、オートミール初心者の人にもうれしい一品です。

レンジで温めるだけで、ふっくらとしたオートミールごはんができ上がりました。オススメはカレーや牛丼、チャーハンといったメニューで、今回は牛丼にしてみましたが、独特の食べにくさなどはなく、ごはんと同じようにおいしく食べられました。ふっくらプリッとした食感がまるで新米のよう。食感が楽しめるので食べ応えが感じられ、ダイエット効果も期待できそうです。

麦茶でだしのコクをアップ！ 「伊藤園 焙煎オートミール茶漬け」

伊藤園から登場したのは、麦茶の製品開発で培った焙煎技術を駆使した「焙煎オートミール」です。食感のよい粒の大きなロールドオーツを２種類の方法で焙煎。ポップコーンのようにふっくらと低温焙煎したものと、おこげのように高温でカリッと焙煎したものを配合しています。

この焙煎されたオートミールとだし、具材のレトルトパウチがセットになっており、温めたレトルトをお茶漬けのようにオートミールにかけていただきます。具材は鮭たっぷり和風味、鶏肉と中華風味、トマトとお豆の洋風味の３種（写真）があり、だしの隠し味には、麦茶を使用し、コクをアップさせています。

小粒だから３分煮込むだけ！ 「オドラムズ クイックオートミール」

こちらはカルディで取り扱いのあるアイルランドのオートミールで、リゾットやお粥など多様なアレンジができる定番ものですが、粒が薄く小さめで、水と一緒に３分煮込めばすぐにお粥状になるクイックタイプです。

今回は、トマトと一緒にリゾット風にしてみました。全体的に味のまとまりもよく、まろやかで穀物のうまみが感じられるおいしさに仕上がりました。肌寒くなってくる季節はスープに入れてもよさそうです。レトルトスープを温めがてら、こちらのオートミールを加えたり、お鍋の残りのだしに加えて、穀物スープにしたりすれば、時短でヘルシーなランチができ上がります。

オートミールは加工の工夫によって、いろいろな商品が生まれ、それに適したメニューも広がっています。ふだんの生活により取り入れやすくなっていますので、ぜひダイエットや健康維持に試してみてはいかがでしょう。

ケロッグ 粒感しっかり オートミールごはん 300g オープン価格
伊藤園の焙煎オートミール茶漬け ３つの味わい６食セット 3,980円（税込） 【応援購入サービスMakuake限定 ※2022年10月30日まで】

オドラムズ クイックオートミール 454g 540円（税込）

文・写真／庄司真紀