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家の中も汚そう!? 女性約100人調査「残念な玄関、きれいな玄関」

  • 2022.10.18
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あなたは自宅の玄関に満足していますか?「家の顔」ともいわれる玄関に、こだわりをもっている方も多いのではないでしょうか。美容や健康に関心が高い女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、キレイで真似したい玄関や、逆にガッカリした玄関についてリサーチしました!

キレイな玄関の共通点は靴の量

※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。

まずは、「人のお家に行って、このお家キレイだなと感じたことはありますか?」という質問をしたところ、85%の人がYESと回答。どんな玄関だったのかみてみましょう。

「靴がゼロ。広々と感じられた」(30歳・会社員)
「とにかくものがない。靴箱に全てが収まっていて清潔感がある」(25歳・会社員)
「広いのに靴が全然置いていない。吹き抜け」(38歳・専門職)

なんと、すべての人が共通して回答したのが、「靴がない」ということ。確かに、靴がないと広々として見えるし、気持ちがいいですよね。私は朝出かけるときに、前日脱ぎ散らかした靴が目に入って、気分が下がることが日常です。ただ、時々気が向いて靴を片付けた玄関だと、清々しい気持ちになれます。最近話題のミニマリストになれたら、キレイな玄関も継続できそうでしょうか?

「このお家、もしかして汚いかも」と思われる玄関とは

続いて、「このお家汚そう」と感じた玄関はあるか聞いてみたところ、83%がYESと回答。多くの人が汚そうと感じた経験があるということで、自分の家は大丈夫だったかドキドキしてしまいますが、どんな玄関だったのか具体的にみてみましょう。

「靴がたくさん出ている、ゴミや段ボールが置いてある、砂がたまっている、謎の造花が置いてある」(34歳・会社員)
「靴を脱ぐスペースがない。いろんなものが壁に貼ってある。棚から物が溢れている」(30歳・会社員)
「玄関からその家の独特なニオイがしていた」(33歳・主婦)

靴をはじめ、物が多い玄関は家の中も汚そうと感じさせているようです。個人的に気になったのは「ニオイ」についての回答です。私も人の家を訪れた時に、素敵な香りがすると感じることもあれば、「あれ?」っと思ってしまうこともありました。ただ、自分の家の玄関は無臭に感じるんですよね。自分はニオイに慣れてしまっているだけで、実はお客さんを不快にさせていないか心配になりました。

玄関をキレイに保つためのマイルール

家の顔ともいえる玄関について、みなさんいろいろな感想をもっていることがわかりましたが、玄関をキレイに見せるため、キレイを保つために習慣にしていることや工夫を教えてもらいました。

「靴は一足しか置かない、アートを飾る」(34歳・会社員)
「靴は1人2足まで。靴箱上のスペースは結婚式のウェルカムスペースで使ったものを飾る」(30歳・会社員)
「傘立てにはビニール傘を置かない。気に入っている傘のみ見えるところに置く」

玄関をスッキリさせるために、置く靴の数を決めている人が多いですね。また、物を減らすだけでなく、あえてオシャレなアート作品や雑貨を置く人もいました。私は、リビングで行き場所がなくなった物を玄関に移動させがちなので、トータルコーディネイトを考えて配置しなければと思いました。

実家玄関は玄関づくりの参考に

自宅の玄関についての工夫を聞いてきましたが、次に実家や義実家の玄関で真似したいポイントを聞いてみました。

「靴棚はたくさん収納スペースのあるものがいい」(30歳・会社員)
「いつもハロウィンやクリスマスなどの季節に合ったデコレーションをしていてかわいい」(33歳・主婦)
「自分の家には飾るようなスペースはないけれど、入ってすぐにお気に入りの絵を飾ってある」(38歳・専門職)

自分の家については、物を減らして広くみせる工夫をしている人が多い傾向でしたが、ご実家には広いスペースがあるケースが多いのか、素敵な装飾を参考にしたい人が多いようでした。私は海外映画で見るような、大きなクリスマスツリーを玄関に飾るのに憧れます。

一方で、反面教師にしたくなることも聞いてみました。

「玄関マットが置いてあるけど、それがホコリっぽくて置かないほうがいいなと思うので、我が家ではマットを敷いていない」(33歳・主婦)
「実家の玄関前には届いた荷物の段ボールがそのまま置いてある。段ボールはすぐに捨てるようにする」(38歳・専門職)

実家や義実家といえども、気になるところの1つや2つ、きっとありますよね。私の実家も段ボールが山積みになっていることがあります。一度回収日を逃すと、しばらく玄関に放置することになってしまうんですよね。みなさんも段ボールやペットボトルなどの回収日を、つい忘れて玄関に置きっぱなしにしてしまうことありませんか?

自宅玄関のこだわりポイント

続いて、自宅の玄関のお気に入りポイントを教えてもらいました。

「入ってすぐLDKにつながる明るい間取り」(32歳・会社員)
「とにかく広い。ベビーカーを置いておけるうえに傘を干しておくことも可能」(30歳・主婦)
「棚を作ったので、帽子や香水、手袋など全部そこに置いてあり、最後の身支度が楽」(33歳・主婦)

広いスペースや収納量など、生活スタイルに合っていることもポイントのようです。私は、家族写真を置ける飾り棚があるのが自宅玄関のお気に入りポイントです。
一方で、不満ポイントも聞いてみました。

「ウォークインシューズクローゼットがもう少し広いといい」(34歳・会社員)
「靴棚が小さいので靴が入り切らない。結局靴を何足も放置してしまう」(30歳・会社員)
「夫が全然関係ない汗のクリームやストックをたくさん置いておくのがイライラ」(33歳・主婦)

不満ポイントも十人十色ですが、広い玄関がうらやましいというのは共通認識のようです。また、玄関は家族とも共有する場所なので、なかなか自分の意思だけではアレンジが難しいという事情も垣間見えました。ここまでいろいろなエピソードをみてきましたが、やはり家族の靴や荷物をいかに収納して、スペースを広く見せるかが玄関づくりの鍵と言えそうです。

玄関はみんなと共有する大切な空間

玄関リサーチ、いかがでしたでしょうか。
玄関は、1日の中で過ごす時間は短くても、家族だけでなく多くの人と共有するスペースなので、大切にしたいですよね。みなさんも、ご紹介したコメントを参考に、ぜひ素敵な玄関づくりにチャレンジしてみてください。

(C)imagenavi/Getty Images

文・高橋あやか

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