ショーメでラグジュアリーな毎日を。人気コレクションの種類や愛用するポイントも

ショーメ(CHAUMET)とは？歴史や由来を紹介

ナポレオンや皇室の御用達だったショーメは、現在もなお多くの人達から愛されている老舗ブランドです。まずは、ショーメの歴史や由来について紹介します。

ショーメとはパリの五大宝飾店「グランサンク」の一つ

ショーメ(CHAUMET)は、フランスに本社を構える240年以上も続いているジュエリーブランド。もともとは宝石専門店でしたが、1811年より時計の製造も始めました。

パリのヴァンドーム広場とラペ通りに店舗を構える高級ジュエリーブランドの「グランサンク」と称されており、メレリオ・ディ・メレー（Mellerio dits Meller）、モーブッサン（MAUBOUSSIN）、ブシュロン（Boucheron）、ヴァン・クリーフ&アーペル（Van Cleef & Arpels）とともに名を連ねています。

ショーメの歴史

1780年にマリ=エティエンヌ・ニトがサントノレ通りに創設したのがショーメの始まりです。ナポレオン1世の戴冠式の剣と教皇ピウス7世のティアラの製作をした後、ナポレオンの皇后であるジョゼフィーヌに任命され、御用達ジュエラーとなりました。ショーメは今もなお、ヨーロッパ諸国の王室から愛されています。

ショーメの由来

1885年に経営を受け継いだジョセフ・ショーメが、店舗の移転をしたタイミングで自身の名前をとってショーメと名付けたのが由来です。その後1907年にパリのヴァンドーム広場12番地に店舗を移転。現在もあるこの建物は、音楽家のショパンが生涯を終えたアパートとしても有名です。

老舗ブランドでは、創業者自身の名前をつけていることが多いですが、経営を受け継いだ人物の名前が使用されるのは珍しいとされています。

ショーメの人気コレクション①リアン

ショーメには、リアンやジョセフィーヌといったコレクションがあり、それぞれコンセプトが異なります。まずは、リアンのコンセプトとジュエリーについて紹介します。

コンセプト

フランス語で絆という意味を持つリアン。1977年に誕生し、ショーメを代表するコレクションとなりました。

王妃マリー・アントワネットが結び目のデザインを好まれたとされ、リボンやクロスなどをモチーフにしたものが多いのが特徴です。このリアンは、自由な愛や強い絆を表現しています。

リング

ブリリアントカットのダイヤモンドを隙間なく並べた、パヴェセッティング仕様のリング。どんなシーンにも似合うホワイトゴールドで、手元を上品に輝かせてくれます。

ネックレス

ターコイズとピンクゴールドの組み合わせが目を惹くネックレス。センターについているダイヤモンドが輝きを放ちます。シンプルですが、華やかで洗練されたモチーフです。

ピアス

日本人の肌になじみやすいイエローゴールドのピアス。大きめのフープピアスは存在感があり、顔まわりを華やかにしてくれるでしょう。さりげなく輝くダイヤモンドがアクセントになっています。

ショーメの人気コレクション②アトラップ・モア

次に紹介するのは、アトラップ・モア。このコレクションは、自然界の生き物の昆虫や鳥をイメージしていたり、色とりどりの石を使っていたりと遊び心のあるデザインが特徴です。

コンセプト

ミツバチやクモ、ツバメなどをモチーフにしたアトラップ・モア。「私をつかまえて、愛しているなら…」をキャッチフレーズにしたコレクションで、カラフルでユニークなデザインのジュエリーが多いのが特徴です。

リング

ミツバチをモチーフにしたカラフルなリング。トルマリン ・アメジスト・ガーネット・ダイヤモンドの組み合わせでかわいらしい手元を演出します。

ネックレス

愛の絆を糸で紡ぐクモの巣をイメージしたイエローゴールドのネックレス。クモの巣に沿ってダイヤモンドが輝いています。目を惹くデザインは、コーデのアクセントにピッタリです。

ショーメの人気コレクション③ジョセフィーヌ

ショーメを語るには欠かせないジョセフィーヌ皇后。そのジョセフィーヌ皇后のエレガントさを再現し、ファーストネームを冠したジョセフィーヌコレクションについて紹介します。

コンセプト

ナポレオンの妻であった皇后ジョセフィーヌからインスピレーションを得たジョセフィーヌ。ジョセフィーヌが好んだティアラのモチーフやペアシェイプカットなどが取り入れられたエレガントな高級ラインのコレクションです。

リング

シラサギの羽をイメージしているダイヤモンドとプラチナのリングは、シンプルながらも上品でエレガントなデザインです。V字デザインなので、指を細く長く見せてくれます。

ショーメの人気コレクション④ビーマイラブ

結婚指輪としても人気の高いビーマイラブ。シンプルなデザインで気軽につけられると人気があります。最後にビーマイラブコレクションについて紹介します。

コンセプト

ビーマイラブは、皇帝ナポレオンにとって権力の象徴だったミツバチからインスピレーションを得たコレクション。ハチの巣の六角形を表すハニカムデザインが特徴で、永遠と愛を象徴しています。

リング

3石のダイヤモンドが並んだピンクゴールドのリング。ビーマイラブは、単独で着けても良いですが、重ね着けでも楽しめるデザインが魅力です。

ショーメのジュエリーを永く愛用するためのポイント

いつまでも美しく使用したいなら日頃からのお手入れが大切です。肌に直接身に着けるジュエリーは扱い方によっては傷んでしまうことも。愛用するためのポイントを理解し、ショーメのジュエリーを永く愛用しましょう。

正しい方法でお手入れをする

ジュエリーを着用した後は、やわらかい布で必ず拭いてください。ジュエリーは人の肌に触れるものなので、皮脂や汗などの汚れが付着してしまいます。ダイヤモンドやゴールド、プラチナなどは、専用クリーナーや中性洗剤で洗浄すると良いでしょう。

【手順】
①ぬるま湯に専用クリーナー（中性洗剤）を1：1の割合で溶かし、ジュエリーをつける
②専用のブラシか、やわらかい歯ブラシなどで優しく磨く
③流水でよくすすぐ
④やわらかい布で水分を拭き取る

適した環境で保管する

ジュエリーは石同士が触れると傷がついたり、割れたりする恐れがあるため、1つずつ分けて保管します。保管するときは仕分けられているジュエリーボックスなどを選ぶと不要な傷から防げるはずです。

また、石が乾燥すると品質が悪くなるので冷暖房の風も当たらないようにしてください。紫外線や熱も変色の原因になるため、注意が必要です。ジュエリーは通気性が良く、直射日光が当たらない場所で保管しましょう。

ショーメのジュエリーを購入するならリユースショップがおすすめ

定価だとなかなか手が届きにくいショーメのジュエリーも、リユースショップならお得に手に入れられます。また、ショーメのように歴史のあるハイブランドジュエリーだと生産終了してしまったデザインもありますが、リユースショップなら見つかることも。

リユースショップでは、清掃やメンテナンスを行ってからリユース商品を販売しているので安心して使用できます。さらに、リユース商品を使うと限られた資源を守れるだけでなく、二酸化炭素排出量の削減につながるため、地球環境にも優しいと言えます。

歴史あるショーメのジュエリーでワンランク上の毎日を過ごそう

ショーメは、ナポレオンやジョセフィーヌが愛した歴史あるハイブランドジュエリーです。華やかで気品溢れるデザインは、大人の女性の魅力をより高めてくれることでしょう。それぞれ異なるコレクションの特徴やデザインからお気に入りを見つけてくださいね。