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「涙なしには書けない」アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットに送った『メールの内容』が話題

  • 2022.10.13
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アンジェリーナ・ジョリーが元夫のブラッド・ピットに送ったメールの内容が明らかに。そこに書かれていたこととは。(フロントロウ編集部)

アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットに送ったメールの中身

俳優のアンジェリーナ・ジョリーが、同じく俳優で元夫のブラッド・ピットに送ったとされる長文のメールがTikTokで拡散され話題になっている。メッセージは、「感情的にならないようにこれを文章にする」という言葉から始まり、2人で共同経営する南フランスのワイナリー、シャトー・ミラヴァルを売却する決意を詳しく述べている。

2人は2008年に、費用の60%をブラッド、40%をアンジェリーナが支払うかたちでシャトー・ミラヴァルの支配権を購入し、2014年にそこで結婚式を挙げた。ブラッドによると、アンジェリーナとは邸宅と敷地内のブドウ畑のどちらも相手の同意なしに売却しないことで合意していたという。しかし、昨年10月、アンジェリーナがワイン事業のために立ち上げたヌーベル社をブラッドの許可を得ることなく第三者に売り払ったとして、ブラッドはアンジェリーナに対して訴訟を起こした。

画像: アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットに送ったメールの中身

このメールは、アンジェリーナが株を売却する前の2021年1月にブラッドに送ったもので、裁判資料のなかから発見されたと米ETは伝えている。

「そこは双子(ヴィヴィアンとノックス)を連れてきた場所であり、母の思い出のプレート(※)の上で結婚式を挙げた場所でもあります。そこは可能性を秘めた場所で、私はそこで歳を重ねると思っていました。今でも涙なくしては書けません。10年前の思い出を大切にしたいと思います。しかし、そこは私たち家族の終わりの始まりの場所でもあり、アルコールを中心としたビジネスが行われている場所でもあります。私は、それが私たちをつなぎとめ、私たちが光と平和を見出すきっかけになることを期待していました。私は今、あなたが本当に私を追い出したいと思っていたことがわかりました。あなたはおそらくこのメールを受け取って喜ぶことでしょう」
※ブラッドが結婚式に先立って、シャトー・ミラヴァルのチャペルにアンジェリーナの亡き母を称える特別なメッセージを刻んだことを、のちにアンジェリーナ本人が米Peopleにインタビューで明かしている。

さらに、この4年間でブラッドの“思いやりのない行動、自分が認めないようなお金の使い方、自分に相談なく下された決定をたくさん見てきた”というアンジェリーナは、「私とビジネスを共有する気がない、あるいは子どもたちの健康を考えて根本的に変えていく気がまったく感じられない決断に私は傷つきました」と言うと、「最近、お酒を売るために公開された映像を見て震えました。無責任であり、子どもたちに見せたいものではありません。苦しかった頃を思い出します。アルコール依存症は私たち家族に大きなダメージを与えました。だから、私は公的にも私的にも、アルコールに基づくビジネスには関与できません」と述べた。

ご存じの方も多いと思うが、2016年、アンジェリーナとブラッドが離婚するきっかけとなった“飛行機事件”が起きた際、ブラッドは酒に酔った状態だったと伝えられている。なお、アンジェリーナは、このときブラッドが自分と子どもたちに暴力を振るったと主張している。ブラッドはアンジェリーナの主張を否定しているが、アルコールの問題を抱えていたことは認めており、その後、治療に取り組んでアルコール依存症を克服した。

アンジェリーナはワイナリー事業について“2つのオプション”を提案

ちなみに、アンジェリーナは上記の理由から、ワイナリーのビジネスに「道徳的にも家族のためにも、私が関与できることはもうありません」としたうえで、2つのオプションをブラッドに提案している。

ひとつは、「会社を完全売却し、この辛く苦しい人生の一章から離れる」。そして、もうひとつは「あなた(ブラッド)やペラン・ファミリー(ワイナリーの共同所有者)、あるいはあなたの仲間に私の財産と事業のシェアを完全に買い取ってもらう」。アンジェリーナはこの2つのどちらかしか選択肢はないとしており、「いずれにせよ、私たちは癒しのために前進し、家族がひとつになることや、ポジティブな付き合いができるようになることに集中する必要があると思います。そのためにも、素早く行動に移すべきです」と綴っている。

画像: アンジェリーナとブラッドが結婚式を挙げた場所でもあるシャトー・ミラヴァル。
アンジェリーナとブラッドが結婚式を挙げた場所でもあるシャトー・ミラヴァル。

続けて、「このような事態に至ったことへの動揺は言葉では言い表せません。お酒に関連するビジネスに対するあなたの夢は、あなた自身のものだと痛感させられました。ビジネスでの成功を祈っています。そして、子どもたちが大きくなって、ミラヴァルにいるあなたのもとを訪ねたとき、ミラヴァルに違う印象を持ってくれることを心から願っています。でも、私にとってミラヴァルは2016年の9月(※)に死にました。それ以来、私が見てきたものは、悲しいことにすべてそれを裏付けているのです」と述べると、2週間以内に返事が欲しいと書き添え、最後に 「遺憾を込めて、アンジー(Regretfully, Angie)」と署名してメールを締めくくった。
※アンジェリーナとブラッドが離婚を申請したのが2016年9月。例の飛行機事件も同月に起きた。

子どもたちの親権をめぐる裁判と、ワイナリーの権利をめぐる裁判を抱えているアンジェリーナとブラッドはすでにドロ沼状態だが、最近になってアンジェリーナがブラッドからのDV被害を訴える文書を裁判所に提出するなど、争いが激化しつつある。(フロントロウ編集部)

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