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信州名物のそばをガレットで味わって♪松本城近くのカフェ「モンカバ」

  • 2015.10.28
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長野県の中央に位置する松本城から歩いて5分の「monkava」(モンカバ)は、ガレットとシードルの専門店。フランス・ブルターニュ地方の郷土料理であるガレットを、蓼科産のそば粉で作っています。信州のそばを、趣向を変えてフレンチスタイルでいただいてみては?

ヨーロッパの街並みに溶け込みそうなビストロカフェ

JR松本駅から徒歩8分、松本駅と松本城の間にある「モンカバ」は、そば粉を使ったガレットで有名です。お店のデザインは、ガレットのイメージにふさわしく、フランスのビストロ風。店内は、深緑の壁に茶色の家具で統一され、大人の落ち着いた雰囲気が漂います。

そばの香りがふわりとのぼる、食感にこだわったガレット

ガレットを作るのは、ブルターニュ出身のシェフから直々にレシピをおそわったという店主の中島さん。基本的に扇型にガレットを焼き、外側のパリパリ感と内側のモチモチ感のメリハリを楽しめるようこだわっています。

そば粉は100%信州の蓼科産。長野県各地からそば粉を取り寄せ、試作を重ねたところ、蓼科のものが最もパリッと食感よく、風味もよく仕上がったそう。具材にもできる限り地場産を使用しています。

おすすめは1550円のランチセット。食事のガレットとデザートクレープに、季節のポタージュとドリンクが付いていて、ガレットは約4種類、クレープは2種類のなかから選べます。

写真の「信州産リンゴとブルーチーズのサラダガレット」は、ブルーチーズ独特の塩味とリンゴのさわやかな酸味の絶妙なコンビネーションに、甘いはちみつがからむたまらない一品です。たっぷりの野菜とともにサラダ感覚でいただけます。

そのままでも自分好みにトッピングしても美味な、小麦粉のクレープ

味や食感の違いを楽しんでほしいという想いから、デザートは小麦粉を使ったクレープに。写真の「シナモンシュガーバター」はシナモンと砂糖をまぶしたシンプルなクレープですが、それだけに生地のおいしさを存分に味わえます。いろいろなトッピングもでき、もっちりとしたクレープにバニラアイスクリーム(プラス200円)はよく合いますよ。

国産とはひと味違う、ブルターニュ産の本格派シードル

ブルターニュ地方のもうひとつの名物といえば、リンゴを発酵させたお酒、シードルです。「モンカバ」では、東京都内のガレット専門店が直輸入したブルターニュ産の完全有機・自然発酵のシードルを分けてもらっています。貴重なオーガニックシードルは、コクがあってスモーキー。リンゴの甘い後味が心地よい、芳醇な味わいです。

ディナーにはガレット以外にも、シードルやワインによく合うおつまみやメインディッシュがそろいます。のんびりとグラスを傾けながら、松本の夜を満喫したいですね。

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