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【柄杓】の読み方はなに?水をくむときに使う道具!

  • 2022.10.2
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「柄杓」はなんて読む?

2文字目があまり見慣れない熟語「柄杓」。

1文字目の「柄」は「え」や「がら」と読みますが、「柄杓」ではそうは読みません。

いったい、なんと読むのか分かりますか?

正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。

果たして、正解は?

正解は「ひしゃく」でした!

「柄杓」とは、お湯や水などをくむ道具のこと。竹や木、金属などで作られた容器に棒状の持ち手をつけたものです。

実は「杓」という漢字は単独で柄杓を意味し、「ひしゃく」という訓読みを持っています。「柄杓」は、持ち手を意味する「柄(え)」が組み合わさった当て字です。

また「杓」の字に関して、液体をくみ取るという意味の「杓う(しゃくう)」という言葉もあるのですよ。使い方としては「お湯を杓う」や「泉の水を杓う」などがあります。

ちなみに「ひしゃく」という言葉は「ひさご」の音が変化してできたそう。

「ひさご」は、ひょうたんの内部をくり抜いたもの。これが水などをくむために使われていたことが「柄杓」のルーツになっているようです。

みなさんは分かりましたか?

家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!

《参考文献》
・『デジタル大辞泉』(小学館)
・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
・『日本大百科全書』(小学館)

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