1. トップ
  2. レシピ
  3. サンマの風味と脂が溶け合う逸品「さんまの炊き込みご飯」

サンマの風味と脂が溶け合う逸品「さんまの炊き込みご飯」

  • 2022.10.2
  • 435 views

東京・西大井のバリエーション豊かなメニューが楽しい「とりいち」に、さんまの炊き込みご飯を教えてもらいました。BSフジで放送中の植野食堂を本にまとめた『日本一ふつうで美味しい植野食堂by dancyu 公式レシピブックvol.2』から、お薦めレシピを大公開!

サンマの風味と脂が溶け合う逸品「さんまの炊き込みご飯」

■三位一体、サンマ一体

提灯には、「もつ焼き、にこみ」と書いてあり、雰囲気もその通りなのですが、極上の生本マグロや鯨があったり(いい日本酒も揃ってます)、ガパオライスがあったりと、楽しみが多い店です。昔ながらの料理をつくるお母さんと、若い頃アジアを放浪し、今は毎日豊洲市場に通う息子さんのバリエーションとが合体しているため。秋の名物、さんまの炊き込みご飯は、新鮮なサンマの風味と脂がご飯に溶け合って、口の中でふわりと香る逸品。内臓や骨を丁寧に取るなど手間はかかりますが、その甲斐がある美味しさです。

□“さんまの炊き込みご飯”のつくり方

◇材料 (米3合分)

米:3合
サンマ:2尾
小ねぎ:40g
サラダ油:大さじ1と1/2
生姜:2片
醤油:45ml
生醤油:小さじ1


(1)ねぎをカットする
ねぎを小口切りにする。

(2)生姜をカットする
生姜をみじん切りにする。

(3)サンマをさばく
サンマのお尻から包丁を入れ、内臓とエラを取り、歯ブラシを使って内臓の残りや血を取り除きながら洗い、サンマを半分に切る。

(4)焼く
フライパンで油を中火で熱し、サンマを焼く。(目安は片面 約1分)。表面が焼ければ中身が半生でもOK。

(5)米を研ぐ
米を研ぎ、15分間浸水させる。

(6)炊飯器にセットする
炊飯器に5 の米、目盛り通りの水、醤油を入れる。最後にサンマを並べ、通常モードで炊く。

(7)仕上げ
炊き上がったら、サンマを取り出し、頭と骨を取り除く。サンマ・生姜・ねぎを炊飯器に入れて、底からまんべんなく混ぜる。生醤油は味見をしながら少しずつ足して、味を調える。

完成
完成

◇店舗情報

「とりいち」
【住所】東京都品川区西大井2‐17‐18
【電話番号】03‐3777‐5013
【営業時間】17:00~23:00(L.O)
【定休日】日曜日
【アクセス】JR「西大井駅」より5分


文:植野広生

元記事で読む
の記事をもっとみる