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花粉症対策にも!?ケールが持つすごいパワー

  • 2015.10.28
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ケールはブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜の原種です。抗酸化栄養素のβ-カロテンやビタミンC・Eをはじめ、カルシウム・葉酸・ビオチンなど、健康や美容にうれしいさまざまな栄養が詰まっています。日本では「ケール=青汁」の印象が強い野菜ですが、ケールには青汁以外にも色々な食べ方があります。手軽に飲める青汁からお料理の材料として、さまざまな調理法でケールの効能を利用してみましょう。

 

ケールに期待できるうれしい効果

花粉症の軽減

花粉症患者がケール粉末を2~3か月とり続けることで、目のかゆみ・鼻炎などのアレルギー症状が緩和した試験結果があり、花粉症対策にケールが用いられています。

がん・生活習慣病予防の効果

アブラナ科の野菜は発がん性物質の活性を抑制するグルコシノレートという成分を含み、がん予防の効果が高いという研究報告が発表されています。ケールはアブラナ科の野菜の中でも栄養価が高く、がんや生活習慣病予防に役立つ食材として利用されています。

美肌効果

ケールにはβ‐カロテンが多く含まれています。肌荒れに効果的なβ‐カロテンと抗酸化力の高いビタミンCのパワーが肌荒れ・シミ・しわの予防に効果を発揮。さらに豊富なビオチンが、キレイな髪や肌、爪の形成をサポートします。

便秘の改善

ケールには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が両方含まれています。2種類の食物繊維が腸の環境を整えて、便秘改善に役立ちます。

野菜不足の解消

忙しい生活の中で、外食や中食が増えると野菜の摂取量が不足してしまいます。ケールにはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれているため、手軽に飲める青汁を利用して野菜不足の解消に利用できます。

 

ケールのおすすめの食べ方

青汁

ケールの代表的なとり方です。ケールに含まれる葉酸とビタミンCは熱に弱いため生でとり入れると、これらの栄養素を十分にとることができます。ジューサーやミキサーで攪拌して作りたての生ジュースや、市販の粉末青汁を水や牛乳で割って健康飲料として利用すると手軽に栄養補給できます。

ケールのオリーブオイル炒め

油で調理するとβ‐カロテンとビタミンEの吸収がアップします。オリーブオイルの主成分は必須脂肪酸のオレイン酸です。オレイン酸は酸化しにくく、悪玉コレステロールの減少を助け、動脈硬化などの生活習慣病予防、便秘の解消などに役立ちます。

豆とケールの具だくさんスープ

ソーセージ・にんじん・じゃがいも・玉ねぎ・トマト・白いんげん豆(又はひよこ豆、大豆などお好みの豆)とケールをブイヨンで煮込んだポルトガル料理です。ポトフのような味わいが寒い季節にピッタリの煮込み料理です。

 

ケールは栄養価が高く、一年中栽培できる生命力の強い野菜です。青臭い香りが苦手な方が多い野菜ですが、果物と混ぜたドリンクにしたり、油で炒めたりして調理法を工夫すると食べやすくなります。ケールのパワーを健康増進に役立ててください。

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