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RIZINで扇久保博正を破ったキム・スーチョル、実は胃炎を起こしていた…本人が明かす勝利の裏側

  • 2022.9.27
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9月25日にさいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN38」で、RIZIN バンタム級 JAPAN GRAND-PRIX 2021王者の扇久保博正(35)を破った韓国総合格闘技団体「ROAD FC」元バンタム級、現フェザー級王者キム・スーチョル(30)が、熱戦の裏側を明かした。

9月26日、「ROAD FC」チョン・ムンホン会長のYouTubeチャンネル『ガオヒョンLIFE』には、「メイウェザーと同じ舞台に立ったキム・スーチョル…はたしてその結果は?」というタイトルの動画が投稿された。

動画は試合当日のキム・スーチョルを密着した内容だった。

「体調が万全ではなかった」キム・スーチョル勝利の裏側

 

キム・スーチョルは胃炎のためコンディションが万全ではなかった。

扇久保との対戦時も序盤は不安な様子を見せたが、第2ラウンドでタックルやパウンディング、ニーキックなどを成功させ、有利な状況を作り出して最終的に判定勝ちとなった。

対戦を終えて控室に戻ったキム・スーチョルは、「第2ラウンドが始まってから私は呼吸が整ったが、相手(扇久保)は呼吸が整っていない様子だった。そこでチャンスだと思い、タックルを仕掛けた。ボディは(胃炎の影響で)元々痛かった。今も指で触っただけで痛い」と試合を振り返った。

また、「試合を控えて胃が炎症を起こして、押すと今も痛い。減量は元々フェザー級で準備していたが、無理が生じたようだ。次からはもう少し調整しながら減量する。試合は第2ラウンドで早く終わらせるべきだっただけに、コーチや先輩たちに申し訳ない」と、ビハインドストーリーも語っていた。

キム・スーチョル

扇久保相手に完勝を収めたキム・スーチョルは日本の格闘技ファンの心をつかんだ。なかには「RIZIN」バンタム級王者の堀口恭司(31)との試合を期待するファンもおり、興味深い対決構図が予想されている。

なお、『ガオヒョンLIFE』にはキム・スーチョルの“日本遠征”のビハインドストーリーを盛り込んだ動画が多数投稿されており、格闘技ファンの注目を集めている。

キム・スーチョルの“日本遠征”シリーズ1を上手く締めくくった今回の試合を皮切りに、今後どのような話が繰り広げられるかに期待が寄せられている。

(記事提供=OSEN)

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