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コスパ抜群&低刺激な保湿剤『ワセリン』で乾燥シーズンを乗り切ろう!上手な使い方とは

  • 2022.9.26
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そもそもワセリンとは

ワセリンとは
出典:byBirth

ワセリンは石油から作られています。「え?石油!?肌に安全なの?」と感じる方もいるかもしれませんが、精製の過程で不純物はしっかりと取り除かれます。

光による変質に強い・気温によって硬さ(粘性)が左右されにくい・肌に低刺激、そして非常にすぐれた保湿力を持つのが特徴です。皮膚科で処方される軟膏や市販の塗り薬などの基剤にも使われています。

純度が低い順に、黄色ワセリン・白色ワセリン・プロペト・サンホワイトがあります。「低刺激な保湿剤」にこだわるならプロペトやサンホワイトを選ぶのがおすすめですが、ドラッグストアでは入手しにくいのが難点です。

ドラッグストアの医薬品コーナーにある白色ワセリンでも、十分、低刺激なので、手軽に購入したいという方は白色ワセリンを選ぶと良いでしょう。

ワセリンを使ったスキンケア

ワセリンを使ったスキンケア
出典:byBirth

毎日のスキンケア、みなさんはどんな化粧品を使っていますか?年齢にあわせたエイジングケア化粧品、ブライトニングケアを意識した美白化粧品など、30代以降になると高機能な化粧品を使っている方も多いかもしれません。

ですが、美肌づくりの基本の「き」は保湿です。保湿がきちんとされると、肌の生まれ変わりターンオーバーが整い、すこやかな角層が育まれます。すると、キメが整い、お肌の透明感もUPし、ふっくら&なめらかな触り心地の肌になるのです。

秋冬は外気の乾燥が強く、普段のスキンケアだけでは保湿ケアが不十分になりがち。どんなに高機能な化粧品を使っても美肌が遠のくと感じるなら、高保湿なワセリンをプラスしてみてはいかがでしょうか。

ワセリンのメリット

ワセリンのメリット
出典:byBirth

ワセリンにはメリットがたくさんあります。

お手頃価格&コスパ○

白色ワセリンは1,000円以内、サンホワイトでも1,000円台で購入できます。顔に使う場合、米粒1~2個分くらいなので、コスパも抜群です。

普段のスキンケアにプラスしやすい

保湿に特化したワセリンは、化粧品に含まれる成分との相性を選びません。いつもの化粧品では保湿が物足りないというとき、ダメ押しの保湿ケアに取り入れやすいですよ。

家族みんなで使える

赤ちゃんやお年寄りは外的刺激に対するバリア機能が低いので、保湿剤によっては肌荒れするケースも。低刺激なワセリンなら、赤ちゃんやお年寄りのデリケートな肌にもおすすめです。

とりあえずの保湿に

仕事でぐったりでていねいなスキンケアができない…そんな日は、洗顔後に化粧水をさっとつけてワセリンで保湿を。ぱぱっと時短ケアをして早めに寝ましょう。

肌が敏感なときでも使いやすい

季節の変わり目や強い乾燥、疲労やストレスなど何らかの影響で、肌はデリケートに傾きがち。普段の化粧品がしみる、何もしなくてもピリピリするときは、ワセリンのみをうすーく肌に塗っておくと○。状態がよくなったら通常のスキンケアに戻りましょう。

顔の保湿に使うなら

顔の保湿
出典:byBirth

魅力がたくさんのワセリンですが、使用感が「THE 油!」なので、ベタつきが出たり、テカテカした仕上がりになったりすることも…。ですが、正しく使えばデメリットを感じることはありません。

ワセリンを使ったスキンケアのやり方をチェックしておきましょう。基本は、基礎化粧品のクリームの代わりに使うと良いですが、使用感が軽いジェルクリームやオールインワンジェルなどを使っている方は、最後の蓋代わりにワセリンを使うのもOKです。

  1. 化粧水、美容液、乳液をぬる
  2. 米粒1個分(多くても2個分)を手のひらにとる
  3. 手のひら同士をすり合わせるようにして、手のひらにワセリンを伸ばす
  4. 手のひらをそっと顔にあてて、ハンドプレスでワセリンを塗布

塗ったあとに強いベタベタやテカテカがあるなら、使用量が多すぎるので使用量を減らしましょう。

なお、ワセリンはあくまで油です。水分を補う力はありません。保湿の基本は水分と油分をバランスよく補うことですから、必ず化粧水などとセットで使いましょう。また、ワセリンの油分でニキビが悪化する可能性もあるので、ニキビは避けて使用してください。

【ワンポイント】目元や口元には重ね付けを

乾燥しやすい目元や口元には、ワセリンを重ね付けしましょう。ただし、乾燥しやすい=皮膚が薄いパーツなので、肌をこするのはNG。口元は手のひらに薄く伸ばしてハンドプレスを。目元は、手の甲に少量を出し、薬指の腹にワセリンを薄く取ってポンポンとなじませましょう。

ボディケアもおまかせ

ボディケアもおまかせ
出典:byBirth

ワセリンは全身の保湿ケアに使えます。お風呂上がりは体が温まっているので、ワセリンを伸ばしやすいタイミングです。うっすら水分が残るように体を拭いたら、ワセリンをハンドプレスでなじませましょう。

乾燥しやすい指先、カチカチ&ガサガサのひじやかかとには、こまめに塗るのもおすすめです。

ソフトタイプのワセリンが使いやすい!

健栄製薬 白色ワセリン[ソフト]

60g オープンプライス

健栄製薬 白色ワセリン[ソフト]
出典:byBirth

乾燥でデリケートに傾いた肌だからこそ、摩擦ダメージには注意したいもの。ソフトタイプのワセリンは通常のワセリンより粘性が低いので、伸ばしやすいのが魅力。ワセリン初心者の方にも、おすすめです。

健栄製薬の「白色ワセリン[ソフト]」は、オープンプライスですがネット通販だと500円前後、ドラッグストアでも1,000円以下で購入可能。チューブタイプなので、好きな量を取り出しやすいですよ。

一般的なハンドクリームよりもやや大きめのサイズ感ではありますが、バッグに忍ばせておくと外出先での保湿ケアにも重宝します。

サンホワイトシルキーY-1

80g 1,760円(税込)

サンホワイトシルキーY-1
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高純度なワセリン「サンホワイト」の伸びを良くし、ベタつきにくい使用感に。エアレスボトルなので最後まで衛生的に使用できるのが魅力です。

ワセリンを使ったケア応用編

ワセリンを使ったケア応用編
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ワセリンはスキンケア以外にも使えます。応用の使い方を2つ紹介するので、参考にしてください。

ヘアケア

ヘアケア
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ヘアドライ前に使えば、ドライヤー時の摩擦や乾燥から髪を守ってくれますよ。

  1. シャンプー後にタオルドライする
  2. 少量のワセリンを手のひらに伸ばす
  3. 髪の内側から手を入れて、揉み込むように髪になじませる
  4. パサツキが気になる毛先には重ね付けする
  5. ドライヤーで乾かす

顔に使うときと同様、塗り過ぎにはご注意を。髪がベタついたり、トップがペタンとして不潔な印象に見えたりしかねません。

花粉ブロック

花粉ブロック
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花粉といえば春をイメージするかもしれませんが、秋の花粉に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。鼻の入り口にうすーくワセリンを塗っておくと、ワセリンが花粉をキャッチ。花粉が鼻に入るのを防いでくれますよ。

マスクだけでは花粉ブロックに限界があるので、ワセリンとのW対策で辛い花粉時期を乗り切ってくださいね。

乾燥シーズンのお供にワセリンを

乾燥シーズンのお供
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これから冬に向かって、ますます外気の乾燥が厳しくなります。そんなとき、高保湿なワセリンが1つあれば、いつものスキンケアの保湿レベルを底上げできますよ。

「普段のスキンケアになにかプラスするべき?」「保湿クリームを買いかえるべき?」と悩んでいるなら、今年の乾燥シーズンはワセリンをお供にしてみてはいかがでしょうか。

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