箱根湯本のホテル「はつはな」がリニューアル！全室に自然溢れる露天風呂付き

こんにちは、シティリビング編集部のこやぎです。

箱根湯本に1993年開業したホテル「はつはな」が、大型改装を経て2022年9月11日にリニューアルオープン！新たな「はつはな」のコンセプトは「心と五感が満ちる静かなとき」。以前よりもプライベート感を高め、四季により表情を変える山々や川のせせらぎなど、非日常なひとときを満喫できるホテルになりました。

小田急電鉄と小田急リゾーツが運営する箱根湯本のホテル「はつはな」

「はつはな」内覧会で驚いたのは、お風呂。客室、貸切、大浴場と3パターンのお風呂があり、さまざまな景色と趣きを楽しめるので、気分に合わせて湯めぐりができます。

和風モダンな客室は全35室で、全室に自家源泉の名湯「美人の湯」の露天風呂を完備しています。客室のデザインは、桜をコンセプトにした「宙（sora）」「白（siro）」「地（chi）」の3種あり、それぞれ広さや設えが異なります。

客室は「地」の一例

「白」の露天風呂一例

湯船に浸かると視界に入ってくるのは、箱根の大自然！あまりに開放的なので「誰かに覗かれない？？」と思いましたが、目の前は自然のみなので心配無用。

貸切風呂は、嬉しいことに無料で利用できます（1回45分／要予約）。いすれもパウダールームと休憩スペースが設けられ、ドリンク類も用意されています。

貸切風呂で唯一の露天風呂「川音（かわと）の湯」。寝湯と深湯があるインフィニティスタイル

八角形の浴槽「静寂（しじま）の湯」。吹き抜けの高い天井は格子状に組まれた梁が素敵

「水面の湯」。窓の外に設けられた水盤が、浴槽につながっているように感じられて美しい！

「明灯（あかり）の湯」。石盤の庭から輝くほのかな光が幻想的

大浴場は男女入替制で、「山の端（は）」と「竹の葉」の２種類。それぞれ、湯坂山の景色と四季の移ろいを感じながら湯浴みできます。写真は「竹の葉」。

ダイニング「はなゑみ」は地元神奈川の食材を中心に、懐石料理をベースに洋のアレンジを加えたモダン懐石。ワインセラーには常時30～40種を取り揃え、ソムリエによるワインペアリングも楽しめます。また、全卓個室仕様なので、周囲を気にせず、親しい人との時間が過ごせるのもポイント。

朝食は和・洋が選べます。寄木細工の器が箱根感をアップ！

暖炉のあるラウンジでは、オーガニック・デトックスティーとともに小菓子をフリーで楽しめます。こちらの小菓子は「はつはな」のシェフだけでなく、あの「山のホテル」のパティシエも作っているそう！ちょっとした時間でさえ満足度を高めてくれる、このサービスは嬉しい～！

客室にはオリジナルのお茶（日本紅茶協会のティーインストラクター資格を持つスタッフがブレンド）があり、ビール、ソフトドリンク、お菓子も準備。また、アメニティはSDGsの観点から歯ブラシやヘアブラシなどを設置せず、必要に応じて環境に配慮した素材のモノを販売しています。

ギャラリーショップでは、客室にあるオリジナルのお茶をはじめ、クラフトリキュール、箱根銘菓や寄木細工など地域の文化や風土がつくりあげた品々を購入することができます。レジの後ろには箱根駅伝の歴代トロフィーも飾られているので、箱根駅伝ファン必見です！

リラクゼーション「まほろみ」では「湯治セラピー」を体験できます。日本古来の湯治療法を一夜に凝縮したオリジナルメソッドで、温泉の力をまるごと堪能。

エントランスからラウンジに向かう途中にある展望テラスは、刻々と変わる山の天気と美しい自然を、目で味わい肌で感じられる絶景スポット！

あと、温泉棟にある全長30mのスロープカーも乗り心地が愛らしくて、楽しかったです。

客室やお風呂が素敵なのはもちろんですが、館内のいたるところで景色を眺められるのも良かったです。内覧会の日は雨模様でしたが風情が増して、どんな天候でもホテルを楽しむプラス要素なのでは!?と感じました。

都内や横浜からもアクセスの良い箱根。近場旅だからこそちょっと贅沢に、お宿で温泉を楽しむのんびり旅をしてみてはいかがでしょうか？

はつはな