ファミマやカルディでも買える！じわじわブームの「ポークビンダルーカレー」3種食べ比べ

バターチキンカレーやマッサマンカレーなど、カレーブームにもいろいろありますが、最近じわじわと増えているのが「ポークビンダルーカレー」。インド・ゴア地方発祥で、甘酸っぱさが特徴です。今回はファミリーマートやカルディで買えるレトルトカレーを食べ比べてみました。

ファミリーマートの「ごはんにちょいかけ！ポークビンダルー」（298円）は、うま酸っぱい辛口なスパイスカレー。お酢と赤ワインで漬け込んだ豚ヒレ肉を使用しています。

ひと口食べてみると、かなり酸っぱい！

しかし酸っぱさのなかにも、スパイスの複雑な味わいと、赤ワインの奥深いコクを感じます。

ブラックペッパーの風味とピリリとした辛さも効いています。これはスパイス好きにはたまらない味わい。食べ進めていくと、じんわり汗をかいてきました。

また大きな豚肉がゴロゴロと入っているので食べごたえもあります。

豚肉はひと口サイズで食べやすく、口の中でほろほろとほどけていきます。

酸味の強いルーには野菜やスパイスがしっかり溶け込んでいるようで、うまみもしっかり。ご飯を用意するだけで、お店で食べるようなポークビンダルーカレーが完成します。

こんなに本格的な味がコンビニで300円もせずに買えるなんて、まさにコスパ最強です。

カルディの「ポークビンダルーカレー」（226円）は、白ワインビネガーの酸味、スパイスの香りと辛味、豚肉のうま味さのバランスが良い一品です。

酸味は抑えられていて、あとからほどよい辛さが追いかけてきます。クセもないので、ポークビンダルー初心者でも食べやすいはず。

豚肉はかなり細かく、ルーに溶け込んでいます。

食感がないので噛みごたえはありませんが、さらさらとしているので食べやすいとも言えます。

マイルドな味に加えて量も100gと少なめなので、お試しでポークビンダルーカレーを食べてみたい人や、少食の人にもおすすめです。

「36チャンバーズ・オブ・スパイスネゴンボ33 ポークビンダルー」（648円）は、埼玉・所沢や川越、東京・高円寺にお店を構える大人気カレー専門店「negombo33（ネゴンボ33）」のレトルトカレーです。

公式サイトのほか、成城石井やヤオコー、イトーヨーカドー、紀伊国屋、北野エース、東急ストア、ザガーデンなどの一部店舗で取り扱いがあります。

袋から出してみると、角煮のような大きな豚肉が入っていてリッチ感があります。

なかなかの辛さですが、野菜や豚肉の甘み・うま味が凝縮されていて、丁寧に具材を煮込んで作られているのだとわかります。酸味はほんのりきいている程度です。

ブラックペッパーや唐辛子などのスパイスも形を残して入っているので、噛んだときにダイレクトに食感やスパイシーな風味を味わえました。

豚肉はとにかくやわらかく、噛めば噛むほど豚の甘みとうま味がジュワッと口の中に広がります。

ほかの2品と比べると値段は張るものの、その値段に見合うだけのクオリティ！スパイスカレー好きなら一度は食べておきたい一品です。

ファミマで気軽に買えるものから専門店のものまで、じわじわと人気が高まっているポークビンダルーカレー。まだ食べたことがない人は、ぜひチェックして。

（ライター／富士みやこ）