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「俺はまた肝心な時に近くにいなかった!」仕事へ行ったせいで妻子だけが非常事態に。夫は後悔して

  • 2022.9.23
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夫婦円満だと思っていた夫と、夫への不満が募り離婚を決意した妻。夫は離婚という現実を突きつけられて初めて、自分が妻子にしてきたひどい言動を後悔した。関係修復を図るため、夫は育休を取ることを決意し妻子のいる義実家へ向かった。その途中、妻子の住む場所で大地震が発生!

新幹線で近くの駅までは進んだものの、電車がすべて止まっていて、タクシーも動かない。呆然としているところに、妻から電話がかかってきた!電話口から聞こえた娘の泣き声に、涙が溢れた。

そして、スマホの電源が切れて、停電で充電ができず連絡が取れなかったこと、自宅の壁にヒビが入り、倒壊するおそれがあるから避難所に行くことを告げられた。

「大丈夫だから……カズ君は落ち着くまで待ってて」

こんな状況でも「大丈夫」だと言う妻。そのか細い声を聞き、夫は……?

「大丈夫だから」妻の震える声を聞いた夫の決断

空いていたホテルに一人で入った夫。妻は「大丈夫だから」と言っていたけれど、全然大丈夫そうじゃなかった……声が震えてた。

あのとき、「明日ちゃんと話そう」と約束したのに、俺はまた仕事を優先して会社に行ってしまった。そのせいで、肝心な時に近くにいてあげられなかった……!

「落ち着くまで待っていて」と言われたけれど、このまま何もしないなんて絶対ダメだ。

「俺も雪穂と結のところへ行こう!」

大事なときに、そばにいなかったことを後悔した夫は、今できることを考え、動き出す。


著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち

ベビーカレンダー編集部

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