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秋の花々で楽しむ大人ハロウィン~イマジネーションをふくらませて花をチョイス!~

  • 2015.10.26
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Happy Halloween!
花屋さんの軒先にもオレンジのミニパンプキンや様々な色や形のおもちゃかぼちゃが並び、オレンジ系の秋色の花々や紅葉した枝葉たちがハロウィン気分を盛り上げてくれています。

「Trick or Treat (いたずらしようか? それともお菓子くれる?)」仮装した子供たちがやってくるお祭り、ハロウィン。すっかり日本ナイズされて子供も大人もワクワクするイベントとなったハロウィンですが、今年の10月31日は土曜日ということもあって、ホームパーティやイベントを企画していらっしゃる方も多いのではないでしょうか? お子さま向けのキッズパーティには、ハロウィングッズ満載な感じのコーディネートが楽しいですが、大人だけのハロウィンナイトには、ちょっと怖~いテイストの花でウィットを効かせたテーブルデコがおすすめです。パンプキンにシックな花やキャンドルをプラスするだけで、ぐっと大人っぽいハロウィンの演出になります。

写真左は、黒赤紫色がモダンで人気が高い大輪のダリア「黒蝶」を主役にしたシックなアレンジ。ドラキュラのマントをイメージさせるような黒い葉「ドラセナ・ブラックタイ」をあしらってハロウィンらしい不気味さを演出し、そこにドライにした美しいホワイトグレーのユーカリ・ポポラス(ドライでなくフレッシュでももちろん大丈夫)と、同じ質感のアンティーク調のカボチャをコーディネートして、モノトーンの大人ハロウィンに。キャンドルの灯をともせばドラキュラの館のような雰囲気に......!

<材料と作り方>

●写真左
ダリア(黒蝶) 2本
ドラセナ・ブラックタイ(黒い葉) 2枚 ※ドラセナ・カプチーノ、ドラセナ赤でも可
ユーカリ・ポポラス(白っぽい実) 1~2本 ※写真はドライにしたものを使用
花器(写真の花器は黒いガラス製で直径12cm、高さ20cm)
切花栄養剤(最近は小袋をつけてくれる花店が増えています)
デコレーション用のカボチャ

1. ダリアは浅めの水量が適しています。花器の3分の1ほどを目安に水を入れ、切花栄養剤を適量加えます(ダリアの日持ちがだいぶ違いますのでぜひ活用してください)。

2. 黒い葉のドラセナ・ブラックタイを葉の表面を表側にして丸め、ホチキスで2箇所ほど留めてループ状にします。

3. ダリアは葉を取り除き、花が上下に並ぶような長さにカットし花器に挿します。活ける際には、花が縦一列に重ならないように、どちらかの花顔を左右に振りましょう。

4. 2で丸めたブラックタイを背後の左右に挿し、最後にユーカリ・ポポラスの実をまとめて挿します。

●写真右
ピンクッション 1本
ケイトウ1本
アマランサス2本
紅葉キイチゴ1/3本
ディアボロ(黒い葉) 1/3本
花器(写真は高さ12cmのボウル型)
切花栄養剤(最近は小袋をつけてくれる花店が増えています)

※紅葉している葉は水が落ちやすいので水から離さないように気をつけましょう。
※花の本数が少ない場合は、写真下のように器の中に花を入れてしまうようなアレンジでもOK!

**************

その名のとおり「針山」のような花・ピンクッションや、魔女のほうきのようなアマランサスなどなど、ハロウィンにちなんだモチーフや不気味な表情の花をチョイスするのがハロウィンアレンジのポイント! 色合いは、ハロウィンカラーのオレンジ系のグラデーションがまとめやすいと思いますが、アクセントに濃いパープルの花や黒い葉、コニカルブラックやトウガラシなど黒い実を加えるといっそうハロウィンらしくなります。

★ハロウィンのおすすめの花材→http://www.floweringjapan.com/weekendflower/halloween_kazai/index.html

写真右のアレンジに使用した黒い葉「ディアボロ」は、イタリア語で"悪魔"の意味。イタリア料理のチキンのメニューにも「ディアボロ風」というメニューがありますね。今回は、「ディアボロ」にあわせて、パンプキンアイスにコウモリ型のショコラクッキーをトッピングしてみました。こんな風に、花材とおもてなし料理をコーディネートする演出も楽しいと思います! ちなみに......アメリカ暮らしが長い料理研究家の方のお話によりますと、ハロウィンにおいてカボチャは"神聖なもの"なので、パンプキン料理は食べないそうです(笑)。

そもそもハロウィンってどんな日なのでしょう!?
収穫の秋は、昔から1年の中で最も幸せなシーズンだったのではないでしょうか。ハロウィンはもともとヨーロッパに住むケルト民族の収穫感謝祭でした。11月1日に行われるキリスト教の諸聖人を記念する「万聖祭」の宵祭りで、ケルト人たちは昔、かがり火をたいてその火を提灯(ランタン)に入れ、村を練り歩き悪霊を追い払ったといわれています。発祥の地であるアイルランドやスコットランドでは、提灯にはカブを用いたそうですが、やがて風習がアメリカに渡り、アメリカで手に入りやすかったカボチャに替わったそう(笑)。にんまり笑うオレンジのカボチャは"ジャック・オー・ランタン"と呼ばれ、ハロウィンのシンボルとなりました。

さあ、イマジネーションをふくらませてハロウィンのフラワーデコレーションを楽しんでくださいね♪♪

<INFORMATION>

花の国日本協議会では、今秋より本格的に

「WEEKEND FLOWER」企画をスタート!

家族や友人が集う食卓に、一週間がんばったご褒美に。ウィークエンドに花があるだけで、会話がはずんだり、笑顔が増えたり、心がほっとしたり。"日常の素敵 花のある暮らしを提案します。

◆WEEKEND FLOWER ティザーサイト
http://www.floweringjapan.com/weekendflower/

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食卓と花のコラボレーション企画第一弾として、日本最大級のお料理ブログポータルサイト「レシピブログ」さんとハロウィンをテーマにタイアップ中!

100名のモニターブロガーさんたちのアイデア満載の、楽しいハロウィンレシピ&フラワーコーディネート事例が続々投稿されていますので、ぜひご覧ください♪

◆WEEKEND FLOWER×レシピブログ
「花と料理で楽しむ♪ ハッピーハロウィン」
http://www.recipe-blog.jp/sp/r150929a

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