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“お腹だけぽっちゃり”の原因かも…? お腹痩せのために辞めるべき「NG姿勢」

  • 2022.9.20
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「お腹だけがぽっちゃりしている」「ダイエットをしているのにお腹だけが痩せない」そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。もしかしたら、お腹が痩せにくい習慣が身についているのかもしれません。ヨガインストラクターの筆者が、お腹痩せのために辞めるべき「NG姿勢」と、簡単に試せるストレッチ方法をご紹介します。

無意識のクセがお腹痩せの邪魔をしているかも

お腹周りにお肉がつく原因には様々なものがあると考えられます。たとえば便秘などの腸の不調やむくみ、姿勢など。どれも原因が別のようでいて、実はつながっているのです。

特に腸の調子が悪くなると、老廃物がたまりやすくなります。その原因のひとつに、“腸を圧迫した姿勢”があるでしょう。猫背やお腹を突き出した姿勢をしていると、内臓が圧迫されて、腸の運動が妨げられやすくなるとされています。

お腹の位置が安定しないNG姿勢

内臓を圧迫するような姿勢をしている人は、背中や腰回りが張ったり、深い呼吸をしにくくなっている傾向があります。呼吸は自律神経を整えるのにも大切なもの。本来の正しい姿勢は、力んだり緊張したりすることなく、リラックスした状態で安定しています。内臓も圧迫しないため、体の本来の働きを邪魔しません。呼吸も楽にできるので基礎代謝も自然と上がるはず。

このように、お腹を前に突き出した姿勢を“楽チン”だと感じていませんか? お腹を突き出す姿勢は、肋骨の位置が不安定になり、お腹周りが緩んで、腰の負担が増えてしまう可能性があります。姿勢が本来の位置に整っていれば自然とお腹周りも安定し、内臓の働きがスムーズになるはず。

お腹痩せのためのスッキリストレッチ

1.膝立ちの姿勢になります。
2.両脚は腰幅程度に開きます。
3.お腹を突き出した姿勢にならないように、股関節を外側へ回してお尻に意識を向けます(力を入れすぎないように)。
4.呼吸を整えます。
5.息を吸いながら左腕を頭上に伸ばしていきます。
6.一緒に肩が持ち上がらないように、肩はリラックスしていましょう。

7.息を吐きながら、左肋骨の横と後ろ側を引き伸ばしながら、胴体を右に傾けていきます。
8.このとき、お腹と腰は安定させ、肋骨周辺をカーブさせるようにしましょう。

9.気持ちの良い位置で止めたら、息を吸いながら肋骨を左後ろへ回転させるようなイメージで胴体をねじり、斜め上を見ていきましょう。
10.腰が一緒に回転していかないように、右手を腰に当て、支えてもOK。
11.呼吸が苦しくないポジションでキープします。
12.吸う息で胸や背中が膨らみ、ポーズが緩んでいくのを感じましょう。
13.吐く息で気持ちのいいところまでねじりを深めます。
14.3~5回呼吸したら、楽な姿勢に戻り反対側も同様に行います。

お腹の安定感をチェック

このストレッチを行う前と後で、お腹の安定感や、姿勢が楽になっているかどうかなどをチェックしてみてください。肋骨周りがストレッチによって安定すると、お腹を圧迫する姿勢がなくなり、お腹がスッキリしてくるでしょう。毎日朝やお昼休憩、寝る前などにサクッと試してみてくださいね。

©katleho Seisa/gettyimages

文 / 上村由夏

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