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旅をおうちへ持ち帰ろう 〜BRINGING YOUR TRAVELS HOME〜

  • 2015.10.26
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週末の本棚へようこそ!

数年前、NOMADO BRINGING YOUR TRABELS HOMEという本に出会いました。

この本は、著者が他の国を旅して持ち帰ったものを飾り、新しいインテリアとして楽しんでいる写真集です。


日本のかるたや障子を見つけて持ち帰ってから飾りつけていて、旅から帰ってきた後も楽しんでるのが感じられます。

私には、ただの「かるた」や「障子」がまた別の魅力をまとって存在しているようにも見えました。

旅から何かを持ち帰り、それをまた新しいカタチで楽しみたい!という週末野心がムクムクと湧いてきました。

さっそく9月の初めに北海道へ行き、札幌でひらかれているマルシェ(メイマルシェ)へ潜入。

私なりの旅を持ち帰ってきました。


スーパーで買うときは1種類しか買わないけれど、なんてったって週末野心なので、じゃがいも2種類と、スパイスハーブは3種類買って帰りました。

旅が終わってしまうのは名残惜しいけれど、ここからまた新しい楽しみを作っていきます。

さて、持ち帰ったじゃがいもとスパイスハーブをどう使おう?

せっかくだから、新しい食べ方を発見してみましょう。

旅先だからできること。現地の方とお話できること。

生産者の方から「キタアカリというじゃがいもは、ジャガバターや ポテトサラダに合ってるよ」と教えてもらいました。

ジャガバターや、ポテトサラダももちろん美味しいだろうけど、、ちょっとひと工夫したいな。

ここで、一緒に買ってきたスパイスハーブを使うことにしました。

まずは、じゃがいもをアルミホイルに丸々包んでオーブントースターでじっくり焼きます。

焼きあがったら、マヨネーズにハリッサというスパイスハーブを和えたものをたっぷりつけて頂きます。

ほくほくのジャガイモに少しぴりっとするスパイスハーブマヨは、新しい名コンビの誕生です!


もう一種類のじゃがいもは、シャドークイーンという紫色のじゃがいも。

こちらも生産者の方から「崩れにくいじゃがいもだよ」と教えてもらいました。

包丁を入れてみたら、中身も深い紫色でした。

薄く切ってニンニクと一緒に揚げたら、それぞれ、うねって、まるで花びらみたい。

ラベンダーの入りのスパイスハーブ(ハーブドゥプロヴァンス)を香りのアクセントに加えます。

彩も香りの良い大人のポテトチップスの完成です。

夕暮れ時、小さな灯りをともして次の旅を考えるときに、ぴったりのおやつになりました。

 


今回使ったスパイスハーブは、メイマルシェの数種類のスパイスから選んできたものです。

たくさんあって迷ったけれど、3種類買ってきたので友人に分けてあげたいなと思いました。


 丸々一袋渡すのも良いですが、3種類試してもらうために小分けにして渡します。

このスパイスはこんな風に使うと良かったよって、お話する時間も、ちょっぴり旅のおすそ分けです。

 


旅の時間は短くて、ああ、もう終わってしまうのかーと悲しい気持ちになるけれど「旅を持ち帰る」というテーマを設けてみれば、家に帰ってきてからも旅の続きを楽しむことができるようです。

 

みなさんも、ガイドブックには載っていない旅を持ち帰ってみませんか?

ぜひ、あなただけのとっておきの旅を。

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