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今さら聞けない!マニキュア、ジェルネイル、アクリルネイルのそれぞれの違いと使い分け

  • 2022.9.19
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ネイルとひと言に言っても、マニキュア、ジェルネイル、アクリルネイルなど様々な種類があり、それぞれの特徴がイマイチわからないという人もいるはず。それぞれのネイルのメリット・デメリットを海外のプロが解説。(フロントロウ編集部)

マニキュア(ネイルポリッシュ)

マニキュア(ネイルポリッシュ)とは、爪に塗る液状のカラー剤のこと。100均やドラッグストア、バラエティショップなどで手軽に購入でき、気軽にネイルを楽しむことができる。

また、マニキュアはオフするときも除光液を使えば簡単に落ちるので、その日の気分やシチュエーションによってネイルカラーを変えられるのも特徴。初期コストも安く、マニキュアとトップコートさえ揃えればすぐに出来るのでコスパも良い。

もちろん、マニキュアはネイルサロンで行なうことも可能。セレブネイルアーティストでNails of LAの創業者ブリトニー・ボイスは「サロンの場合は、キューティクルをきれいにし、爪を削って形を整え、ベースコートを塗り、マニキュアを2~3層塗り、トップコートを塗ります」と米Byrdieで説明。ちなみに、セルフネイルとの大きな違いは、ネイル持ちが格段に良くなるところだという。

マニキュアのデメリットは?

一方で、マニキュアの最大のデメリットは、乾かすのに時間がかかること。乾かしている間にうっかり触ってしまうと、マニキュアがよれてしまうことも多い。またマニキュア独特のツンとした匂いが苦手だという人もいるそう。

ジェルネイル(ソフト・ハード)

ジェルネイルとは、とろみのある液体(ジェル)を爪に塗って、UVライトやLEDライトを照射して固めて仕上げるネイルのこと。高発色でネイルの持ちがよく、塗ってから2~3週間は持続するのが特徴。

また、UVライトを当てるまでは固まらないので、様々なアートが楽しめるのも魅力。ラインストーンやスタッズ、パールなどさまざまなネイルパーツの埋め込みも可能なほか、ぷっくりと少し厚みがあるので、ツヤツヤな仕上がりになるのも人気を集める理由のひとつだという。

そんなジェルネイルには、大きく分けて「ハードジェル」と「ソフトジェル」の2種類がある。ジェルネイルが誕生した時からある「ハードジェル」は、その名前の通り強度があり、重いストーンでもしっかり安定するのが特徴。

爪に長さを足したい時(スカルプチュア)にも便利だそうで、ニューヨークで活躍するネイルアーティストのジュリー・カンダレックは「そのシーズンの最もトレンディなネイルアートを長く楽しみたい人にはとくにピッタリだと思います」とのこと。

もうひとつの「ソフトジェル」は、ハードよりも柔らかくて爪にフィットしやすいのが特徴。さらにリムーバーで簡単に落ちるためセルフ派の人でも扱いやすく、カラーバリエーションも豊富なのだとか。

ジェルネイルのデメリットは?

ジェルネイルのデメリットは、自爪に負担がかかること。ジェルネイルは爪への密着を高めるために爪の表面を少し削るため、繰り返すと徐々に爪が薄くなってしまう可能性がある。また、マニキュアよりもオフするのに手間と時間がかかるほか、ネイルサロンで施術したときにコストがかかるなども挙げられる。

アクリルネイル

アクリルネイルとは、アクリルリキッド(液体)とアクリルパウダー(粉体)を混ぜてつくるネイルのこと。強度があり、爪の形や長さを自在に変えることができるため、長さだしや3Dネイルアートをしたい人にオススメのタイプ。

ジュリーは「ジェルもある程度の強度はありますが、アクリルのほうが頑丈です。さらにアクリルは長さを出すのに優れているので、ドラマチックなネイルが好きな人や、アートを思いっきり楽しみたい人には良い選択肢だと思います」とアドバイス。

ちなみに、アクリルネイルとジェルネイルとの大きな違いは、ネイルが固まるまでの時間。

ジュリーは「ジェルは(硬化に)UVが必要なタイプなので、光を当てるまでは自由に遊ぶことができますが、アクリルはすぐに硬化し始め、3分で95%、24時間で100%硬化します」と説明。アクリルネイルには素早く仕上げる高い技術が必要なので、それに伴いネイルの価格も高くなる傾向にあるという。

アクリルネイルのデメリット

アクリルネイルのデメリットは、ジェルネイルと同じく自爪に負担がかかること。こちらもネイルの密着度を高めるために爪の表面を少し削るため、自爪へのダメージが大きくなりがち。また、かなり強度があるが、強い衝撃がかかると折れやすいため、長い爪に慣れていないと不便に感じることもあるそう。

爪を美しく彩ってくれるネイル。さまざまな種類があるので、自分のライフスタイルや好みに合わせて自分にピッタリのネイルを見つけてみて。(フロントロウ編集部)

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