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PS5がPS4より売買価格安い中古ソフト 「グランツーリスモ7」は10倍超安

  • 2022.9.21
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PS4版の方が需要高? (画像はプレイステーション5)

ゲーム機「プレイステーション(PS)5」用ソフトには、前世代機・PS4版も用意されていることが多い。同一タイトルのゲームに、PS5版・PS4版の2種類が存在するケースがあるのだ。

中古ゲーム市場を見ると、PS5版よりもPS4版の価格が高いケースがたびたびある。これは買い取り価格、販売価格いずれでも事例が見つかった。

PS5版300円、PS4版だと3500円

最初に、買い取り価格を見てみよう。中古ゲームやDVDを買い取るサービス「ゲオの買取」公式サイトでは、買い取り時の最高価格を調べられる。そのなかで「PS5版よりもPS4版の方が高い」というケースが複数ある。例えばFPS(ファーストパーソン・シューティング)ゲーム「Call of Duty: Vanguard」。PS5版の最高買い取り価格は500円だが、PS4版は1000円とある。

また格闘ゲーム「GUILTY GEAR -STRIVE-」は、PS5版が800円でPS4版が2000円。レーシングゲーム「グランツーリスモ7」に至っては、PS5版が300円、PS4版が3500円だった。10倍以上の差だ。

実店舗での売価をチェック

次に販売価格だ。記者は2022年9月12日、東京都内のブックオフ1店を訪れた。PS5版・PS4版両方の在庫があるゲームソフトの価格を比較した。

アクションゲーム「風のクロノア 1&2アンコール」はPS5版の在庫が1本あり、4580円(税込、以下同)。PS4版は3本で、1本は4580円、残り2本は4980円だった。比較すると、同価格かPS4版の方が少し高い。

アクションRPG「ELDEN RING」は、PS5版が15本あり、価格はいずれも4580円。PS4版は13本あり、すべて4980円だった。PS4版の方が若干高かった。

FPSゲーム「レインボーシックス エクストラクション」は価格差が顕著だ。PS4版の在庫が4本で、いずれも5580円。PS5版は4本あるが、2710円だった。

記者が確認できた限り、PS5版・PS4版両方の中古が存在するタイトルはほかに「DIRT 5」「Horizon Forbidden West」「FIFA 22」「Tales of ARISE」「NBA 2K22」「SCARLET NEXUS」があった。いずれも両バージョンで同価格か、あるいはPS4版の方が高く、「PS4版の方が安い」パターンは見つからなかった。

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