「不倫関係の彼が好き」「彼氏にすっぴんを見せたくない」植松晃士さんの回答は？【スナック植松へようこそ！】

2022.9.18
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教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに！

お悩み１：毎日メイクに頼りまくっているので、彼氏にすっぴんを見せるのが怖い！

最近付き合い始めた彼がいて、そろそろお泊まりの予感。でも、すっぴんには、ニキビ＆ニキビ跡があり、二重のりもカラコンもしていて、眉毛もなく、顔が全然違ってて幻滅されそう。どう切り抜ければいいでしょうか？
ペンネーム：yumeさん（20歳・大学生）

常連Ｍ

私も20歳の頃、鬼盛りしてたからわかる〜。懐かしい〜

植松さん

すっぴんが恐くてビクビクしているなんて、可愛いことよね。この恐怖＝恥じらい。恥じらいがなくなるのはマインドがおばさんだから

常連Ｍ

えっ、私が今、平気なのは、おばさんになったからなの？

植松さん

ふふふ（笑）。お風呂上がりに裸で出てくるお父さんと一緒ね。すっぴんって、フルヌードみたいなもの。初めてのデートで煌々と明かりがついているのが恥ずかしいというのと同じことだから当然なの。ただ、現実問題として、すっぴんで登場して、多少引かれることもあるでしょう。メイクが得意で可愛く仕上がっているほど、ね。一般的にオトコって「すっぴんが好き」と言いながら、実際はメイクしている顔が好き。メイクを結構しているのに、すっぴんだと思っちゃうから

常連Ｍ

確かに。となるとなおさら二重のりはハズせない気がする〜

植松さん

二重の埋没法という美容医療も選択肢としてはありだとは思うけど、クリニック選びを慎重にしないとダメよ。あとは、お風呂上がりに早ワザで、二重のりとアイライン、眉、カーラー、透明マスカラぐらいやるのはどう？ニキビ跡が気になるなら、肌をツヤッツヤにする下地でごまかすとか。これらをどれだけ早くできるかを訓練したら？

常連Ｍ

悩んでいる暇があったら、訓練か！

植松さん

そう！でもね、カラコンははずしてね。自分が思うほどはずしても影響ないし、そもそもフルメイクがあってこそのカラコン。薄いメイクでカラコンだとキツくて悪目立ちするだけ。あとは、派手めのシュシュや、ピンクやふわふわの部屋着を用意しておくといいかも

常連Ｍ

それはなぜ？

植松さん

いつもよりはどうしても顔の印象が地味になるぶん、ヘアアクセで飾って華やかさを、ラブリーな部屋着で女の子っぽさをフォローよ！

常連Ｍ

勉強になる〜！あと“恥じらってます”感はアピールしたほうがいいの？

植松さん

あえてやらなくても、目も合わせられないみたいに恥じらいがあれば、自然と表情が物語るから意識しなくて平気よ

お悩み１：不倫関係の彼のことが好き。でも、やっぱり別れるべき？

会社の人と不倫関係になって約１年。彼のことが好きだけど、彼の奥さんが厳しくてほとんど連絡も取れなくて会えないし、我慢することが多くて悲しい気持ちになるばかり。やっぱり別れたほうがいいですよね？
ペンネーム：にぃにさん（24歳・会社員）

植松さん

ズバリ、気持ちがハマってきているから、やめるべきね

常連Ｍ

彼の奥さんが厳しくてガマンしているってあるけど……

植松さん

今、にぃにさんは障害しか感じてないから燃え上がっているかもしれないけど、冷静に見たら、なかなか連絡が取れないくらいな扱いってこと。どんなに奥さんが厳しくても、その目を縫ってまではコンタクトをしてくれない。つまり、相手からしたら、“お便利ちゃん”なのよ。不倫って、お互い“お便利ちゃん”のうちはいいんだけど、どちらかの気持ちが寄ってしまうと悲しいし、そこから先はドロドロになるだけよ

常連Ｍ

でも、気持ちの踏ん切りがつかなそう

植松さん

そうなのよねぇ。だから、先に言っておくと、おすすめはしませんし、イイことだとは思いませんが、ひとつの策として、あなたにとっての“お便利ちゃん”を新しく見つけることね

常連Ｍ

ネクスト“お便利ちゃん”を探せ！ってことか！

植松さん

そう、一人と決めず、何人かお味見しながら、自分のテイストに合う人を探していくの。そうなると忙しくて、今の彼との連絡回数は減るんじゃないかしら。“お便利ちゃん”どころか本命に出会えるかもしれないし、半年から一年もしたら、たとえいい人がいなかったとしても、その頃には彼への気持ちが落ち着く気がするの

常連Ｍ

彼女に罪悪感がそこまでなさそうなところも心配……

植松さん

不倫って、相手の奥様に訴えられたらアウトで慰謝料を請求される可能性も十分ある。悲劇のヒロインになり始めているみたいだけど、その覚悟があるのかしら？もうすでにしてしまったことはいいとして、これからは強制終了に向かって進んだほうがあなたのため。ただ、無理やりバンと終わりにすると気持ちの整理がつかないだろうから、とにかく今すぐ“お便利ちゃん”のスカウティングを始めて

撮影／伊藤泰寛ヘアメイク／松本晃幸スタイリング／曽我部将人イラスト／中根ゆたか取材・文／楢﨑裕美

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