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【ジ・アウトレット北九州】初潜入!スペースLABO プラネタリウム

  • 2022.9.18
スペースLABOとは?

かつて北九州市八幡東区桃園に、北九州の人々からとても愛される科学館がありました。その歴史は大変古く、61年間もの間、街のシンボルのひとつとしてたくさんの人達の記憶に強く残っています。その北九州市立児童文化科学館が生まれ変わり、2022年春、スペースワールド跡地に新たにオープンしました!それこそが、「スペースLABO」です。今日はその中でも3階にあるプラネタリウムにスポットを当ててお送りします。ご紹介が遅れましたが、ゆかりおにぎりがレポートします。

出典:リビングふくおか・北九州Web

スペースLABO 外観

3階に上がると、プラネタリウム入り口です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

天文にまつわる資料の数々

出典:リビングふくおか・北九州Web
出典:リビングふくおか・北九州Web

ここから入っていきます

出典:リビングふくおか・北九州Web

ドームの中へ入ってみると、その空間の大きさに思わず圧倒されます。西日本最大級となる直径30mの広さを有し、座席数は250席。そして座席間隔は飛行機のファーストクラス並のゆとりがあり、ゆったりと星の世界を満喫できそうです。

中でも一番人気は最前列のデラックスシート。

出典:リビングふくおか・北九州Web

人気のデラックスシート

この座席は電動タイプでフルフラットに近い状態まで倒すことが可能で、足を伸ばして寝そべった状態でプラネタリウムを鑑賞することができます。大人気の座席なので、早めの予約がマストのようです。(座席金額は全席同じです!)

出典:リビングふくおか・北九州Web

投映中は撮影厳禁なのですが、前回行われた「スペース★パーティ」開催時に公認シャッターチャンスがあり、その時に写した星空写真をお借りすることができました。こんな星空がドームいっぱいに広がります!

解説員さんへ直撃取材!
出典:リビングふくおか・北九州Web

特別公開! ここで機械を操作しながら解説をしています。

スペースLABOプラネタリウムには現在7名の解説員さんがいらっしゃいます。そのうちのお1人、前山解説員にお話しを伺いました。

【以下、インタビュー形式でお送りします】

Q:得意な解説はありますか?

前山解説員:僕は学生時代に「目で見えない星」を研究していましたので、星の明るさや大きさ、位置などに関する話題が得意です。また、星座にまつわるちょっと笑える小ネタなど、小さなお子さんでもグッと興味を持ってもらえるような解説を心掛けています。

Q:他にどんな解説員さんがいますか?

前山解説員:約7名の解説員はそれぞれ得意な分野が違っていて、ギリシャ神話に詳しい解説員もいれば、惑星や天体に詳しい解説員、月の伝説や星の和名(日本での古くからの呼び名)などに詳しい解説員、子どもに星座を分かりやすく説明するのが得意な解説員もいて、同じプログラム時間でも内容はかなり異なります。どの解説も充実しているので、できれば色々な解説員の投映を聞いてみていただきたいです!

Q:これからの季節の星座の見どころは?

前山解説員:秋といえばなんといっても、ぺガスス座を中心とした「秋の四辺形」です。また、ギリシャ神話で有名なカシオペヤ座やアンドロメダ座なども見ごろを迎えます。そして秋は中秋の名月もあるように、月の明かりがとても綺麗です。プラネタリウムの前半15分の解説では、今夜北九州で見える星空の説明がありますので、参考になると思います!

前山解説員の投映が聞きたくなりますね。ただ、どのプログラムで誰が解説するかは分からないそうです。どの解説員さんになっても、とっても楽しい解説ですと自信を持って言われていたので、どうやら誰に当たっても間違いなさそうです。

この目で実際に星や天体を見よう!
出典:リビングふくおか・北九州Web

屋上に設置された最新の天体望遠鏡

屋上には天体観測ドームがあり、50センチメートル反射望遠鏡が設置されています。スペースLABOでは定期的に実際の星や月、惑星を天体望遠鏡で観察する「星の観望の夕べ」が開催中です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

小林学芸員 「星の観望の夕べ」をご担当されている、学芸員の小林さんです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

この日は、天文学習で訪れていた小学生の皆さんからの質問にひとつひとつ丁寧に答えていらっしゃいました。小林さんもまた星の世界に大変詳しく、「星の観望の夕べ」だけではなく、前述のスペース★パーティや特別上映会、プラネタリウムドームでの様々なイベントを手掛けられています。とても忙しくされている模様ですが、見かけた際にはどんな質問にもスマートにお答えいただけそうです!どんどん質問してみましょう。

「星の観望の夕べ」は電子申請による事前抽選制ですので、公式ページをご確認の上、ご応募ください。実は運よく当選し、9月10日開催会に参加したのですが、月の表面をクッキリこの目で見ることができました。解説をしてくださるボランティアスタッフさんもたくさんいらっしゃって、秋の夜長に月を愛でる、それはそれは優雅な時間となりました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

天体望遠鏡に映る中秋の名月です

この目で見るのもとても貴重な体験ですね。この日は木星の縞模様やその周りの惑星(ガリレオ衛星と言うそうです)、さらには土星の環っかまで見ることができたんです!興奮してつい声が大きくなってしまいました。

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、何はともあれ一度足を運んでみていただくとその壮大な宇宙感が一番よく分かると思います。

そんなスペースLABO プラネタリウム、および「星の観望の夕べ」はインターネットによる完全予約制(星の観望の夕べは抽選制)です。詳しくはホームページをご覧ください。何度でも足を運びたくなる、魅力溢れる施設です。

それでは、この秋も素敵な夜空をお楽しみください。

スペースLABO|北九州市科学館 - フシギがれ! (kitakyushuspacelabo.jp) 福岡県北九州市八幡東区東田4-1-1 TEL : 093-671-4566 / FAX : 093-671-4568

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