ロシア人モデルの携帯に着信→相手はまさかの有名人【私、外国人と働いています(13)】

今回は私がモデル事務所で働いているときにビックリした出来事です。

私の働いていた事務所は外国人専門のモデル事務所で、CMや雑誌、PVなどの撮影に呼ばれて日本の芸能人と一緒に働くことがたまにありました。

モデルからは「○○って人と仕事したよー。知ってる？」などと話をされたりする事も多かったんです。

私は新人マネージャーで所属モデル全ての仕事を把握しているわけではなかったので、仕事後に出来上がった写真や映像を見て「あの有名人と一緒に働いてたんだ！羨ましい！！」と後から知ることもよくありました。

モデル達は基本短期で日本に滞在しているため、当時は全員に簡単なガラケーを渡して連絡を取っており、モデル達が帰国するタイミングで電話を返してもらうというのが流れでした。

そんなある日、少し前に帰国したロシア人モデルから返却され事務所に置いておいたガラケーが鳴りました。

私が電話に出ると、男性が「ハロー？ヤナ？」と帰国したモデルの名前を呼ぶのです。

明らかに日本人らしき発音だったため、「こんにちは。どなたですか？」と聞くと、電話口の男性は「あれ？ヤナじゃない？」と驚いている様子。

「ヤナのマネージャーですが、どなたですか？」と私が聞くと「あー俺▲▲だけど」と、電話の主はとある有名人の名前を名乗りました。

そこでピンと来た私は「Yanaから話は聞いていました。Yanaはすでに帰国しましたよ。」と伝えると「えっ、まじで？分かりました。ありがとうございます。」とそのまま電話を切ったのです。

なんと、その男性はみんながよく知る有名人（しかも既婚者！！）！！！！

実は、帰国前にYanaと話しているときに「▲▲って知ってる？この前クラブで知り合って仲良くなったの！今度遊びに行く予定～」と聞いた私は「えっ、その人日本で有名な人だよ！」と教えてあげていたのでした。

更にヤナに話を聞くと、その有名人は自分は独身だと伝えていたようで、「その人本当は既婚者だから気を付けた方がいいよ！」なんて話までしていたのです。

華やかな世界ではこういう事も本当にあるんだなと、新卒でピュアだった私が学んだ出来事でした。

次回は、あの世界的スターと日本で遭遇するには？についてご紹介します。