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幸せの形は自分で選ぶ!別居婚・友達婚・事実婚…多様化する家族の実態

  • 2022.9.17
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近年、女性と男性が結婚して、戸籍を作り、苗字を同じにする、といった主流の「家族の形」以外の家族が続々と登場しています。

今回は、多様な家族の形をご紹介します。

別居婚…マンション隣の部屋婚

AさんとBさんは、マッチングアプリで出会った夫婦です。ふたりは、出会った当初から、結婚後も同居はしたくないと考えていました。

ふたりとも、仕事が忙しいため平日はバタバタしていて、家に帰ったらひとりでリラックスしたいと考えていたのです。

AさんとBさんはアプリを使って婚活をしていましたが、なかなか「結婚後も別居婚がいい。子どもは希望しない」という希望を叶えてくれそうなお相手は見つからなかったそうです。そのため、ふたりが出会い、お互いの希望がぴったりマッチすると知ったときの喜びは大きかったと言います。

AさんとBさんは現在、マンションの隣の部屋に住んでおり、週末は一緒に過ごす形をとっています。

「それって結婚する意味ある?」なんて心無い言葉をかけられることもあるそうですが、結婚という形をとることで絶対的味方ができたという安心感は大きいそうです。

事実婚…今まで生きてきた苗字で生きていける

CさんとDさんは事実婚を選択した夫婦です。理由は、ふたりとも苗字を変えたくなかったからです。

CさんとDさんの友だちも、同様の選択をしている夫婦が多いそうです。選択的夫婦別姓が始まったら、届を出すことも考えているそうですが、今のところ、事実婚で不便を感じることはないそうです。

友だち婚…恋愛感情より大切なものが一致した

EさんとFさんは、いっけん一般的な男女の夫婦に見えます。

しかし、ふたりは異性愛者でありながら、お互いに恋愛感情はなく、性的接触も一切ありません。

ふたりは、とても仲の良い親友同士だったのです。ふたりとも、子どもを持ちたいという願望はありませんでしたが、結婚はしたいと考えていました。

ふたりは、生活のリズムや食の好み、金銭感覚などがぴったりで、なにより、なんでも腹を割って話せる間柄でした。

「この人となら、生活していて全くストレスがなさそう」。お互いがそう思ったのが、結婚の決め手だったそうです。

恋愛として好きな相手と、一緒に生活していて心地よい相手が一致するとは限りません。EさんとFさんは、信頼できる親友と幸せな家庭と築いたのです。

家族の形は無限にある

今回は、最近増えている家族の形を3つご紹介しました。

このほかにも様々な家族の形が考えられます。これまでは、「こうあるべき」という家族の形に、自らを当てはめることが推奨されていました。

ですが、今の時代は、それぞれがしっくりくる家族の形を模索し、選び取っていくことができるのです。

これまで、「結婚って窮屈そう」「一人の方が自由でいい」と考えていた人だって、窮屈な結婚ではなく、自由な結婚を選べる可能性も出てきます。また、結婚が家族を作るために必須の項目ではなくなってきてもいます。

幸せの形、家族の形をオーダーメイドで選べる時代だからこそ、自分がどういった幸せを望んでいるのかを、じっくり考えてみる必要があるのでしょう。

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