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優しい甘味に包まれる"にんじんのポタージュ"

  • 2022.9.19
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和風の食卓に洋風の一品があると、満足度がぐっと上がります。にんじんのポタージュは肉料理にも魚料理にも合う頼もしい汁物なんです。秋の魅力が詰まったレシピを、料理家で文筆家の麻生要一郎さんに習いました。

優しい甘味に包まれる"にんじんのポタージュ"

■食べたいな、と思ったものをつくる

料理上手な人たちが日常的につくって食べている料理ってどんなもの?レシピムック『四季dancyu』に連載中の「料理を楽しむ人の日常ごはん」は、料理を生業としている人たちが、自分たちが日々食べているおかずのレシピを紹介するページです。

現在好評発売中の秋号では、料理家の麻生要一郎さんに登場いただき、秋の夕飯に食べたい料理を教えていただいています。麻生さんの料理は、自分や食べさせる人を喜ばせたいという気持ちがこもった料理。どちらかというとオーソドックスな料理が中心ですが、ほっとする味わいが秋にぴったりです。今回はそこから「にんじんのポタージュ」を紹介しましょう。ぜひ今晩の食卓に。

□にんじんのポタージュのつくり方

◇材料 (3~4人分)

にんじん:中2本(ひと口大に切る)
玉ねぎ:1/2個分(みじん切り)
オリーブオイル:大さじ1
バター:大さじ1
牛乳:200ml
生クリーム:100ml(生クリームがなければ牛乳で代用する)
スープの素:小さじ1(顆粒)
塩:小さじ1
胡椒:適量
パセリ:適量(みじん切り)


(1)にんじんを炒める
鍋にオリーブオイルを入れて火にかけ、玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通ってきたら、にんじんとバターを加え、さらに炒める。

(2)煮る
水200mlとスープの素を加え、にんじんが柔らかくなるまで煮る。牛乳を加えて火から下ろし、ミキサーで攪拌する。仕上げに生クリームを加え、塩と胡椒で味を調える。器によそい、パセリをのせる。

完成
完成

――教える人

「麻生要一郎」

建設業、飲食業を経て、「カフェ+宿 saro」を運営。現在は料理家として活動する傍ら執筆業も手がけている。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。著書に『僕のいたわり飯』『僕の献立 本日もお疲れ様でした』(ともに光文社)がある。Instagramのアカウントは @yoichiro_aso


※この記事の内容は、「四季dancyu 2022秋」に掲載したものです。

文:藤井志織 撮影:宮濱祐美子

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