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フリーライター・スズキナオの1泊旅。志摩の離島で夕日を眺め、“何もない”に浸る

  • 2022.9.17
フリーライター・スズキナオの1泊旅。志摩の離島で夕日を眺め、“何もない”に浸る

三重/志摩市ほか

志摩の離島で夕日を眺め、
“何もない”に浸る

自分なりにルールを決めて旅をするのが好きで、“何もしない旅”は楽しかったです。島情報が満載の『シマダス』で見つけた、民宿が1軒しかない志摩の横山島。その〈石山荘〉の売りはズバリ「夕日しかありません」で、基本的には食事も出ない。

オーナーは若い頃、バリで刻一刻と落ちる夕日に感銘を受けた方。宿を継ぐと同時にバリ風に改装し、サービスもシンプルにして“何もしない”を徹底したんだとか。

不便さを感じる人もいるかもしれないけど、夕日は本当に綺麗でした。島に何もないぶん、行き帰りは周辺の島で海の幸やうどんを味わう。余計に満足できます。

三重 賢島〈なかよし水産〉外観
船着き場からすぐ宿。島に渡るギリまで賢島の〈なかよし水産〉で飲み、翌朝も同じ店で朝食を食べた。

SCHEDULE

1日目

10:30 近鉄鳥羽駅着。鳥羽マリンターミナルからフェリーで答志島へ。
11:30 答志島着。〈ロンク食堂〉で伊勢うどんを食べる。
13:00 フェリーで鳥羽に戻り、ミキモト真珠島を散策した後、近鉄特急に乗る。
15:00 賢島着。湾の周りの猫と戯れる。
16:30 〈なかよし水産〉でなかよし海鮮BBQセットを出航ギリまで食べる。
17:30 送迎船で横山島へ。〈石山荘〉にチェックインし、夕日を眺める。
20:00 何もせず、就寝。

2日目

09:30 チェックアウト。賢島へ。
10:00 〈なかよし水産〉で朝ラーメン。近くの漁師さんと朝から一杯。
12:00 再び猫と戯れ、帰路に就く。

profile

フリーライター・スズキナオ

スズキナオ(フリーライター)

東京都生まれ、大阪在住。近著に『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』(スタンド・ブックス)、『「それから」の大阪』(集英社新書)。

twitter:@chimidoro

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