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鈴鹿央士&飯豊まりえ、印象的な夏の思い出を語る “欲しいもの”へのアプローチ方法も告白

  • 2022.9.16
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「夏へのトンネル、さよならの出口」で初共演した鈴鹿央士&飯豊まりえ ※提供写真
「夏へのトンネル、さよならの出口」で初共演した鈴鹿央士&飯豊まりえ ※提供写真

【写真】カオル(CV:鈴鹿央士)に覆いかぶさるあんず(CV:飯豊まりえ)

9月9日に公開されたアニメーション映画「夏へのトンネル、さよならの出口」。第13回小学館ライトノベル大賞において「ガガガ賞」と「審査員特別賞」をW受賞した八目迷による同名小説を原作とし、映像化した作品だ。

掴みどころがない性格のように見えて過去の事故を心の傷として抱える塔野カオルと、芯の通った態度の裏で自身の持つ理想像との違いに悩む花城あんずが、不思議なトンネル「ウラシマトンネル」を調査し、欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶ、ひと夏の物語を描いている。

同作でW主演を務めるのが、鈴鹿央士と飯豊まりえ。今回WEBザテレビジョンでは、初共演となった鈴鹿と飯豊に、お互いの印象や作品のこと、それぞれの“ひと夏の思い出”について話してもらった。

「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

互いの声の印象は「すごく透き通っている」「儚げで優しくてエモーショナル」

――本作で初共演となる鈴鹿さんと飯豊さんですが、お互いの印象、そして“声”の印象はいかがでしたか?

鈴鹿:いろいろなところでのご活躍は見ていました。声がすごく透き通っていますよね。アフレコ時もパーテーション越しでもきれいに聞こえるし、出来上がった作品を見た時も通る声、耳に入ってくる声をされているなって。うらやましかったです。

飯豊:そんなイメージを持ってくれていたなんてうれしいです。鈴鹿さんの声は、儚げで優しくてエモーショナル。消えちゃいそうな時もあるけれど、大きい声を出した時に心が揺さぶられるような印象で、カオルにぴったりだなと思いました。

合格の連絡を受け「一気に背筋が伸びる思いでした」

――出演が決まった時の気持ちを改めてお聞かせください。

鈴鹿:正直、オーディションの時は「絶対受かるぞ」という気持ちではなく、良い経験になればいいな、楽しく終われたらいいな、と思っていたので、まさか受かるとは思っていなかったです。合格の連絡を受けて、一気に背筋が伸びる思いでした。

飯豊:見る世代によって異なる魅力がある作品だなと思いました。これまでも、アニメの仕事に挑戦させていただく機会はありましたが、主役はやったことがなかったので…。オーディションでしたし「ご縁があったらいいな」という思いでチャレンジしたので、決まった時はうれしかったです。今は、このアニメがどんな風に羽ばたいていくのかなというワクワク感が強いです。

――プレッシャーや不安は感じましたか?

飯豊:これから感じるような気がします。世に出た時にどんな風にみんなに見てもらえるのか、ドキドキしています。

「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

あえて声のプロではない“役者”が演じている良さを楽しんでもらいたい

――声優という仕事を経験してみて、大変だったことはありましたか?

鈴鹿:息の演出が難しかったです。

飯豊:とても上手でしたよ。

鈴鹿:普段出演している作品でも自分の声は聞いていますけど、声に注目して見ていないので…。違和感はありましたけど、違和感がある中でもすっと入れたのは、作品の世界観があったからこそ。この世界の中で生きられていたのだと思います。

飯豊:私は、天候に左右されず、環境が整っている中でお芝居ができるのはありがたかったです。ただ、アニメーションが完成していないラフの状態で声入れをするのが難しかったですね。

プロの声優さんとは違う、私たちにしかできないナチュラルなお芝居の間合いや空気感を出すための「二人での撮影」だと思ったので、話し合いながら、繰り返し収録させてもらいながら試行錯誤しました。あえて声のプロではない役者が演じている良さを、今回楽しんでもらえたらうれしいです。

あとは、完成作を見て、音楽に助けられているなと。

鈴鹿:本当にそう思いました!

飯豊:淡々と話しているところが多いのですが、アップテンポな曲やエモーショナルな曲で盛り上げてもらえているので、映像美と音楽の力の大きさを感じましたね。

――改めて声優という仕事を経験してみていかがでしたか?

鈴鹿:新鮮だったし、楽しかったです。良い経験になりました。

「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

印象的な夏の思い出&「何でも叶うとしたら?」叶えたいことを明かす

――同作が“ひと夏の物語”ということで、二人の印象的な夏の思い出はありますか?

鈴鹿:母方の祖父母の家が海の近くで、家の前に寝られる椅子を並べて、みんなで打ち上げ花火を見たことが良い夏の思い出だったなと。蚊取り線香を焚いて、手持ち花火もして…という時間がとっても楽しかったです。

飯豊:私も子どもの時、夏に家族や親戚と地方に長期滞在する機会があったのですが、地域でやっている小さなお祭りに行って、率先して盆踊りを踊っていました。その思い出が印象に残っています。

――入ると、どんな欲しいものも手に入る「ウラシマトンネル」が同作の舞台。もし何でも願いが叶うとしたら、何を叶えたいですか?

飯豊:時間をもう少し増やしたいです。1日が一瞬で終わってしまう気がして。あと、自由に時間をかけずに移動できる力が欲しいです!

鈴鹿:僕も時間ですね。「この時間が長く続けばいいのに…」という時に、時間を引き伸ばしたいです。1日仕事をして帰宅して、好きな音楽を聴きながらゆっくりして…でも翌日また早起きしなきゃいけない時に「このままずっとゆったりしていたいな」って思います。

“欲しいもの”へのアプローチ方法を告白 鈴鹿のエピソードに飯豊「引き寄せが強いね」

――欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶカオルとあんずですが、お二人は“欲しいけどなかなか手に入らないもの”を見つけたらどのようにアプローチしますか?

鈴鹿:僕、最近レコードにハマっていて。昔のアーティストのレコードをネットで探していたのですが、値段が高いものばかりで諦めていたら、たまたま寄ったお店に欲しいレコードが安く置いてあったんです。

飯豊:引き寄せが強いね。

鈴鹿:運は人一倍あると思います。タイミングが合えば巡り合えるなと思うタイプですね。

飯豊:私は、欲しいけど手に入らない時は、手に入らないなりの理由があるのかなと思って手放しますね。一旦落ち着いて待って、観察します。「本当に必要かな?」って振り返る時間だと思うので、どんな手を使ってでも…とはならないかもしれないです。

「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
「夏へのトンネル、さよならの出口」より (C)2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会

「ありのままの自分を見つけるきっかけになったらいいな」

――最後に、どんな方に作品を見てもらいたいですか?

鈴鹿:僕の父母世代の方にも、同世代の方にも、中高生にも見てもらいたいです。見てくださる方の世代や環境で見る視点が変わってくると思います。

“夏のひと時”という部分ひとつを取っても、これからの夏が楽しみな人もいれば、あの夏が良かったな…と感じる人もいて、その人ごとの物語になってくれると思うので、みんなが面白く見られる作品になっているはずです。

塔野カオルと花城あんずの2人の物語ではありますが、捉え方はさまざま。見てくださった方一人一人の物語になると思うので、その良さが伝わればいいなと思います。

飯豊:これから夢を見つける人もいれば、本当に孤独で何も手につかないという人もいる中で、欲しいものが手に入る「ウラシマトンネル」を舞台にした作品が、ありのままの自分を見つけるきっかけになったらいいな、映画を通して孤独な自分が少しでも救われたらいいなという風に思っています。

「過去の思い出があったから今がある」と、ありのままの自分を肯定してくれるような、寄り添ってくれるような作品だと思いますし、ファンタジーで不思議な世界観ですが、「何かを得るためには何かの代償がある」という現実との“離れすぎていない具合”が、受け入れてもらいやすいのではないかなと思っています。

今目の前にあるものに悩んでいる方の希望になったらうれしいです。そして、過去ばかり振り返って前に進めない人と、この作品が繋がったらいいなと思います。

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