整形失敗後、ランウェイに復活したリンダ・エヴァンジェリスタにスタンディングオベーション！

整形手術に失敗したことを公にしてから1年、スーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタはファッション界に復帰した。

シルヴィア・フェンディ、マーク・ジェイコブス、キム・ジョーンズに囲まれ、リンダ・エヴァンジェリスタはフェンディのファッションショーのフィナーレに登場した。(ニューヨーク、2022年9月9日) photography: Abaca

ほんのわずかな時間だったが彼女が登場すると、会場はスタンディングオベーションに包まれた。9月9日（金）にニューヨークで行われたフェンディのファッションショーのハイライトであった。スーパーモデルでありブランドアンバサダーでもある彼女は、最後のショーから15年、そして整形手術の失敗を公にしてから1年、フェンディのクリエイティブチームによるショー最後の挨拶でランウェイにカムバックした。リンダ・エヴァンジェリスタは、ジュエラーのティファニー（フェンディと同じく高級ブランド大手LVMHが所有するブランド）の色を思わせる大きなブルーのオペラケープを身にまとい、シルバーのバゲットバッグを小脇に抱えて登場した。

シルヴィア・フェンディが1997年に発表したバッグ「バゲット」の25周年を記念して、盛大なイベントが行われた。フェンディとアーティスティック・ディレクターのキム・ジョーンズの指揮により、有名なバゲットに焦点が当てられ、様々なシルエットのバゲットが登場した。また、約1000人という長いゲストリストにも注目が集まった。ゲストにはケイト・モス、キム・カーダシアン、サラ・ジェシカ・パーカー、クリスティ・ターリントン・バーンズ、シャローム・ハーロウ、アンバー・ヴァレッタなどが参加し、リンダ・エヴァンジェリスタの姿に拍手喝采を浴びせた。顔や体を永久に変えてしまうこととなった美容整形手術を受け、隠遁生活を送っていたスーパーモデルの彼女は、再びファッション界に戻ってきた。今月は英国版『ヴォーグ』の一面を飾り、自分のイメージを取り戻すために耐えた試練について語っている。