Netflixで話題のドラマ『シスターズ』、次女を演じる女優ナム・ジヒョンから目が離せない…

ドラマ『シスターズ』の次女を演じる女優ナム・ジヒョンが視聴者をストーリーにのめりこませている。

tvNで放送中の土日ドラマ『シスターズ』は、貧しいながらも友愛に満ちた3姉妹が韓国で一番裕福で力のある家門に対抗する話だ。

ナム・ジヒョンは劇中、再び向き合うことになった事件の真相を暴く使命感と共感力あふれる記者で、3姉妹の次女オ・インギョン演じている。彼女は真実を明らかにしようとする確固たる信念と冷徹な姿、また相反する人間味を同時に備えた「オ・インギョン」を安定的な演技力と表現で、ドラマに活力を吹き込んだ。

魅力あふれる姿を見せているナム・ジヒョンのハマらざるをえないポイントを探ってみた。

ナム・ジヒョンが後戻りしない執拗な記者の姿で視聴者たちを魅了している。

ナム・ジヒョンは理性と情熱を兼ね備えたオ・インギョンを完璧に消化した。鋭い目つきとよどみないストレートな言い方で、権力の前でも決してひるまない決断力のあるオ・インギョンを表現し、堂々とした魅力を倍増させた。

インギョンは停職処分中でもジェサン（演者オム・ギジュン）に対して質問し続け、自分だけの取材を続けた。

果敢なカリスマとやり遂げてみせるという目つきは、事件の真実を追う執念のある記者の面々を堅く見せ、没入感を与えている。

時には無謀なほどに身を投げるインギョンの行動は一歩間違えば憎らしく見えるかもしれないが、ナム・ジヒョンは繊細な演技を通じて、もっと見たくなるキャラクターを完璧に具現した。

倒れた妹オ・イネ（演者パク・ジフ）を助けようとする悲壮さが入り混じった目と盗んだお金を使わなければならない状況、イネの絵の真実など信念との対立で複雑なキャラクターの内面まで、ナム・ジヒョンは人物の多面性を細かく描き出し、キャラクターに濃い生命力を吹き込んだ。

深い共感を隠すための乾燥した顔や多彩な感情線を盛り込むディテールさ、トーンの調節で毎回ドラマ『シスターズ』を埋め尽くしている。

ナム・ジヒョンの輝く熱演と共に、共演者とのケミストリーも話題になった。

その中心は3姉妹との相性だ。普段堂々としていたインギョンもオ・インジュ（演者キム・ゴウン）の前では妹としての姿を見せ、イネの前では一方的な愛を表現する姉の姿で“リアル姉妹”のケミストリーを誇っている。

ハ・ジョンホ（演者カン・フン）とは幼馴染であり心強い捜査のパートナーとしてときめかせ、パク・ジェサンとは隠された真実に向き合い対立する姿を通じて緊張感を与えたナム・ジヒョン。

老練な演技の調節で、劇中で向き合う多様な人物たちとのケミストリーを発散しドラマを一層豊かにしている。

回を重ねるほど、キャラクターの多角的な姿を生き生きと描き出したナム・ジヒョンが演じる「オ・インギョン」の今後の活躍に注目だ。

なお、ドラマ『シスターズ』毎週土・日曜日21時10分から放送されNetflixでは同日23時から配信される。

（記事提供＝OSEN）