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恋愛で悩む女性が知るべき、本当のゴールとは?

  • 2015.10.23
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大人のための恋愛読本『来世でも読みたい恋愛論』(大和書房)を上梓したばかりの作家ジョン・キム氏と、日本最大級の恋愛ポータルサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰の恋愛カウンセラーぐっどうぃる博士。ともに恋愛のプロフェッショナルともいうべきおふたりに、「恋愛の本当のゴール」について対談していただきました。

恋愛における”本当のゴール”とは

ぐっどうぃる博士

:ジョンさんの『来世でも読みたい恋愛論』を拝読して、僭越ですが「恋愛の本質が書かれている」と感じました※1。僕なんかは、いかにして恋愛の駆け引きに勝つかを仕事の中心に置いているので、そこにばかり焦点を当ててしまいがちなのですけど。この本は、本質は僕と同じところに到達しているのに、恋愛そのものの真実について書かれていて、その中で勝ち負けのこだわりの見直しを促している。そこにとても惹かれました。

ジョン・キム氏:それを言うと、恋愛における本当のゴールとはなんだろうとか、という話になりますよね。

ぐっどうぃる博士:確かに。そしてそれはとても重要なテーマですね。恋愛におけるゴールというと、まあ、一般には、両思いになりたいとか、結婚したいとか、復縁したいとか、そういったことですよね。僕のサイト(※2)にもそのような相談がたくさん寄せられています。

ジョン・キム氏:博士はそのような相談に対し、恋愛の本質から駆け引きに勝つ方法を導き出し、教示しているわけですね。

ぐっどうぃる博士:そういうことになります。恋愛の本質を理解して、そのカードを使って恋愛ゲームをすると勝率はかなり高くなる。これは戦わない方が良い相手だなというのも分かったりする。それが恋愛に苦しむ女性にとっては救いだったりもするんですが、『来世でも読みたい恋愛論』を読ませていただいて、果たしてこの方法が唯一の救いなんだろうかと、普段から時々感じていた一つの疑問が湧いてくるんです。

ジョン・キム氏:博士はそこまで深くこの本を読んでいただけていたんですね。そうなんです。僕が言いたかったことはまさしくそれで、恋愛においては一般的に“負け”と言われることも、本人にとっては“勝ち”なこともあるんじゃないかと。たとえば翌日別れが来ようとも、大好きな人とたった一晩一緒にいられるだけで幸せなときもあるし、また恋愛感情がなくなってもおだやかな日々が送れれば幸せというときもあるし(※3)、“恋愛のゴール=○○である”と決め打つことは、ときに自身の幸せを奪うことにもつながるんじゃないかと思っているんです。

ぐっどうぃる博士:同感ですね。恋愛の駆け引きで勝とうと思うことはもちろん決して悪いことではないのですが、いくつかの恋愛を重ねていくうちに、ときに勝つことを目的に恋愛をすること自体がつらいときもあると思うんですよ。そういった女性に対し、「ほら、ゲームにはこうやれば勝てるんですよ」と発破をかけることは違うんじゃないかと。

ジョン・キム氏:そうですね。特にアラサー、アラフォー以上のある程度経験を重ねた女性は、恋愛のゴールが多岐にわたって当然だと思いますね。結婚して子供を産んで、という一般的なゴールだけじゃなく、さまざまな選択肢があってしかるべきです。

ぐっどうぃる博士:同感です。『来世でも読みたい恋愛論』は、そんな恋愛ゲームに疲れた人にこそ響くかもしれませんね。恋愛に突っ走っている年代だと、ちょっと深すぎて理解できないかもしれない(笑)。

ジョン・キム氏:そうかもしれません。少しでもこの本を読んで気が楽になってくれたらうれしいですね。そしてもう一度恋を純粋にしてみようと思うきっかけになれば……。いやぁ、博士とこんなふうに語り合えてうれしいですよ。ずっと夜通ししゃべっていたい(笑)。

ぐっどうぃる博士:ぜひまたやりましょう! 男同士で恋バナも、なかなかいいものですね(笑)。

※1「恋愛の本質が書かれている」と感じました/『来世でも読みたい恋愛論』(大和書房)では、愛の本質を40の「愛の姿勢」と40の「愛の技術」に分け、簡潔かつ非常に深い考察をもって書かれています。

※2僕のサイト/ぐっどうぃる博士主宰の恋愛ポータルサイト『恋愛ユニバーシティ』(http://u-rennai.jp)。月間ユーザー数110万人。

※3たとえば翌日別れが来ようとも……/『来世でも読みたい恋愛論』(大和書房)の中でジョン氏は、人は『安定・退屈』→『不安定・刺激』→『安定・退屈』……の無限ループを通じ人生が形づけられると定義。

profile

作家。韓国生まれ。オンラインサロン『Life is Art』(http://life-is-art.jp/)主宰。ドイツ、アメリカ、イギリスと世界各国で知的財産やインターネット研究等の研究員として活動し、日本でも内閣官房・総務省・経済産業省・文化庁の民間委員を歴任。現在はパリを拠点に執筆活動中。著書に『媚びない人生』(ダイヤモンド社)、『時間に支配されない人生』(幻冬舎)他多数。

ジョン・キム

ぐっどうぃる博士理学博士(生命科学)。自身の体験と生命科学的視点を関連付けた独自の恋愛メソッドが話題を呼び、雑誌、書籍、Webなどで人気の恋愛カウンセラー。日本最大級の恋愛ポータルサイト『恋愛ユニバーシティ』(http://u-rennai.jp)主宰。著書に『恋愛マトリックス』(SB文庫)、『結婚を考えはじめた女(ひと)へ』(三笠書房)他多数。

(文=吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ)

◇プロフィール

吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ

フリーランスライター

フリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ!』等、テレビ出演も。