関東初出店！皮にこだわるどら焼き専門店「くろーばー結び」＠北習志野

大阪発どら焼き専門店の関東初店舗が千葉県内にあるのはご存じでしょうか？どら焼き専門店「くろーばー結び」は、新京成線・東葉高速線の北習志野駅から徒歩8分ほどのところに、2022年4月25日にオープンしました。

老若男女に愛されるどら焼きの専門店なだけあり、ひっきりなしにお客さんが来店。お店の前には行列ができていることもあります。

お店に入ってみると、奥がガラス張りで厨房が見えます。この厨房でどら焼きを毎朝焼いているんです。手作りのどら焼きは店内にずらりと並べられ、その数は約20種類！どれにしようか迷ってしまうこと間違いなしで、お気に入りの一品を探すのも楽しい時間でした。

5〜8個のどら焼きと、15個のどら焼きが入る箱も売られていたので、好きな味のどら焼きを選んで手土産にするのも良さそうです。

冷蔵ショーケースには、最近流行りの生クリームやフルーツが使われたスイーツどら焼きが。サンプルもあるから、味がイメージしやすくて良いですね。

お店おすすめの『絹糸もんぶらんどらやき』は、レジで注文すると、生クリームともんぶらんをしぼってくれ、出来立てをいただける商品。絹糸のように繊細なモンブランのボリュームは圧巻です！

こちらの商品は、SNSなどでもよく取り上げられています。イートイン等はないので、すぐに食べることはできませんが、お家で贅沢なティータイムが過ごせること間違いなしです。

さて、実食です。さまざまなどら焼きの中から吟味し、まず私は常温のどら焼き『幸せどらやきらむれーずん』をチョイスしました。四葉のクローバーの焼印が可愛い。食べてみると、看板にもあった「ふんわりもっちり」という言葉の通り、もちっとした「かわ」生地にびっくりしました。

この「かわ生地」はもち粉やとろろをオリジナルブレンドしているだけでなく、季節によって水の量や焼く温度を調整し、唯一無二の食感を維持しているのだそう。確かに、他のどら焼きにはないもちもち食感がクセになり、食べ応えもあります。

もちろんかわだけではなく、中身にもこだわっており、小豆の甘みとラムレーズンのほろ苦さや、ジューシーな食感がマッチして美味しかったです。

常温どら焼きには、お店で唯一のこしあんが人気の『しあわせどらやき白あん』や、つぶあんと粒が潰れていなくしっかりしている大納言小豆（北海道産）のかのこ豆を合わせた『極』シリーズなどがあります。

要冷蔵での商品から、私が選んだのは『リベイクどらやきあんばたーちーず』。つぶあん＋かのこ＋バター＋チーズと絶対に美味しい組み合わせであることに加え、電子レンジで温める＝リベイクして食べる点が気になり選びました。

冷やしていても、もちもちとしたかわは健在。レンジで温めると、焼き立てのような、ふわふわもちもちをより感じられます。見てください、この断面。温めることによって、バターとチーズがトロッと溶けて、よりあんこと合わさって、見た目も中身もグッドです。

要冷蔵のどら焼きには、小豆やあんこが入っていない『しあわせキャラメル生くりーむどらやき』『しあわせらむれーずんホワイトちょこくりーむどらやき』があるので、オーソドックスなどら焼きが苦手な方や、変わり種を食べてみたい方にも良さそうです。

「くろーばー結び」を運営するのは、なんと、おしゃれはんこの製造メーカー、株式会社クローバー365。はんこ市場の将来性や新型コロナウイルスによる市場変化をきっかけに、企業として新しい分野への進出を画策していた時に出会ったのがどら焼きだそうです。

異業種への参入ですが、先に紹介したかわ生地は、「理想の皮を目指して1万枚以上の試作を行った」というこだわりっぷり。ものづくりへの想いが詰まったどら焼き。ぜひご賞味ください！

＊くろーばー結び北習志野店＊千葉県船橋市習志野台2-72-14 進光ビル101号＊047-402-3686 ＊9:00〜18:30 営業不定休